ネイティブレベルは諦める!


【ネイティヴレベルは諦める!】
 
こんなこと言うのも何ですが、結構有名な英語の先生でもその英語を聞くと、意外と訛っていたり間違っていたり、え?それ知らなかったのか!
 
そんな発見(?)があったりします。
 
ただ考えたら、それは当たり前なんです。
 
日本にいる外国人タレントだって、子供の頃からこっちにいた、親が日本人、と言う場合を除けば、どんな日本語の達人でも聞けば
 
「この人日本人じゃないな」
 
と、すぐわかるものです。
 
デーブスペクターは埼玉出身と言われていますが(もちろん冗談で)、それでもその日本語を聞けば、やっぱり外国人の日本語ですよね?
 
SLA(第2言語習得論)研究でも、ネイティヴ並みに大人になってからなれるのか(というか、何歳までならイケルか)という研究ありますが、大人になってからそうなることはほぼナシとの結果が多くでています。
 
つまり、もうこれは…
 
映画の中の外国人のように、英語でしゃれた冗談を言ったり、気の利いたこと言ってジェームスボンドみたいにボンドガールを口説くオレ、は諦める。
 
ああはなれない、と覚悟を決めるべきです。
 
もっというなら、実は英語話す人はいまや物凄い数いて、世界の英語話者の中で「ネイティヴスピーカー」なんてのは一部。
 
世界の人口が52億人、そのうちの英語話者が17.5億人と言われています。そのうちのネイティヴスピーカーなんて3.9億人、22%だそうです。英語話者の中の22%です。
 
ここからは僕の感覚ですが、そのネイティヴスピーカー中の8割が自国より外に出る機会はほぼ無く(その中の3割は悪気なく英語=「人間」の話す言語だと思い込んでいる)、残りの2割が私たちと接点を持ちうる。
 
そう考えると、非ネイティヴとなんとか意思疎通が出来る、そのレベルの英会話力があれば十分じゃないでしょうか?
 
これは初級者よりも、中上級者の方に特にお伝えしたいと思います。
 
何故なら、すでに英語喋れるのに、ネイティヴの言ってることが分からない、映画が字幕ナシだと分からないことで「私の英語はクソだ!」と思い込んでしまっている人がとても多いからです。
 
ヤケクソになって、もうネイティヴになんかなれねーよ!
 
そう思って吹っ切れば、案外自分って英語上手いんだな… と、気がつきますよ!

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