日別アーカイブ: 2016年10月1日

「意識した練習」をしていますか?

いつも、僕は外人と話すことばかりに気をとられないように、と言っています。

 

正直、ここにばかりみんな目がいっているような気がしてならないからです。

 

僕だって今から新しい言語をやろうと思ったら、その国の人と話すレッスンをとりたいような気がします。

 

でも、ここが結構な落とし穴。

 

あくまでも、第二言語の習得の基本は

 

「大量のInputに少量のOutput」

 

理解のできるInputをメインにしないといけませんし、そのためには要は自習をがんばらないといけないのは、先日Blogに書いた通りです。

 

技術の習得に成功した人のほとんどが「意識した練習」をしているそうです。

 

意識した練習とは、苦手なところ、習得のネックになっているところを集中的に練習することで、非常に疲れます。

 

例えば楽器の練習だったら、弾けないポイントをゆっくりなスピードから何度も繰り返してだんだんスピードアップしていく、ようなものでしょう。

 

単語だって、眺めているだけよりも、やはり頭に負荷をかけてクイズ形式に覚える努力をしたほうが、断然近道です。

 

結局こっちの方が早い。

 

単語の意味なんかは、今やソッコーで携帯みれば答えがでますね。

 

でも、どうしたら本当に自分の英語力が伸びるのか?

 

こういう漠然とした疑問に答えを探すのには中々戸惑うと思います。

 

僕は今までの経験上、やはりShadowingを大におすすめします。

 

自分のみならず、明らかにちゃんとやった多くの生徒さんたちの英会話がスムーズになっているからです。

 

やり方は

 

1、英文を意味・構文まで(SVOCの成り立ちまで)理解する

 

2、その音源と一緒に、くりかえしShadowingの練習をする

 

やってみるとわかりますが、非常に疲れるはずです。

 

つまり「意識した練習」になっていますし、さらにいいのが

 

「できない箇所にカーソルを合わせて2,30回くらいやってみる」

 

このとき大切なのが

 

自分が本当にわかってるか、「意識しながら」練習することです。

 

ぼーっとしながらやるのと、ちゃんと集中して意識しながらやるのでは、外面上やってること同じでも全然違うんです。

 

ある意味、英会話なんて反射力です。

 

筋肉と非常によく似ています。

 

僕だって、ある期間練習をさぼると途端に、なんか英語がでてきずらいな、となりますし、ちゃんと練習を積んでいるときは外国人と話すのがとても楽しみです。

 

「意識している練習」

 

は、ちなみに長時間はできないそうです。

 

1時間やったら休みをいれ、それでも1日3-4時間が限界とか。

 

たとえ15分でも、本当に意識して集中してShadowingをすれば、15分って意外と長いな、と気が付くでしょう。

 

もちろん、効果も期待できますし、結局、こっちのほうが時短、近道になりますよ!

 

Leon