日別アーカイブ: 2016年9月4日

英→日 直訳はいいけど、日→英 は結構変に・・・

外国語を実際に使うのに必要なことは

 

 

1,正確さ

 

2,スムーズさ

 

 

これが大切です。

 

 

日本の英語教育で意外に見落とされがちなのがこの「スムーズさ」で

 

ぱっと聞いて理解する、思ったことを簡単でいいからぱっという

 

「反射力」

 

がいります。

 

 

いります、というよりも、むしろこの「スピード」のほうが、外国語の会話では重要だったりするのです。

 

スピード > 知識

 

 

つまり、まずは「英語を英語のままで」理解することがとても重要になってきます。

 

 

そのためにも

 

「頭の中から日本語を追い出す」

「日本語の直訳をやめる」

 

ことが、スムーズな英会話の第一歩と言われています。

 

 

実際、頭の中で日本語を浮かべて英訳しながら英会話なんかしてたら3分でもうイヤになるのではないでしょうか?

 

脳にも処理可能なCPUがあるようです。

 

 

 

でも、もう一つ。

 

日本語→英語の直訳をやめたほうが良い、決定的な理由があるのです。

 

 

日本語は基本 

 

「~は、~だ (主語 述語)」

 

でなりたっています。

 

それらを「て、に、を、は」でつないでいくわけですが、

 

 

英語は

 

「~は、~する、~を (主語 動詞 目的語)」

 

 

日本語は語順がそこまで重要ではないので、

 

 

She is beautiful. (彼女は美しい)

 

He likes sushi very much.  (彼は 好き 寿司を とてもとても)

 

I will join your birthday party this Friday. (私は、するだろう、参加する、あなたの誕生日会、今度の金曜)

 

 

英語から日本語の直訳でも、意味はわかりますよね?

 

 

ところが、日本語から英語は結構ダメです。意味するところが変わってしまいます。

 

そもそも、主語を省くことが日本語は多数なので、ここがクセモノです。

 

 

「あそこのドーナツ屋さんは おいしいよ」

 

「僕は ミディアム・レアで(ステーキの注文などで)」

 

 

それぞれ英語に直訳すると

 

That donuts shop is tasty.

 

I am medium-rare

 

 

最初のは、あのドーナツ屋さん自体がおいしい、

 

となってしまい、あんたドーナツ屋さん食べるの?

 

という感じになりますし、その後のは

 

あなた自身が生焼けなミディアムレアになってしまいます。

 

 

じゃぁ、どうしたらいいのか?

 

「日本語から英語の直訳をやめて」

 

~は、~する、~を

 

の語順で簡単でいいから並べてみると「通じる」のです。

 

 

また、「~は」に当たるところは、なるべく生きているものがいいでしょう。

 

 

They have great donuts at that shop.

 

I like medium-rare.

 

 

主語をどれにするのか、発想を転換するのが英語っぽく話すポイントです。

 

 

是非、暇な時に、身の回りのものやことを

 

「~は ~する ~を」

 

の語順にする練習をしてみてください。

 

 

英語はこのあとに、場所やら時間を足していく、これでかなりイケてしまうものです!

 

とにかく、日本語から英語の直訳をやめるのがまず第一歩!!!

 

 

Leon