今年の1/15に初めての本を出しました。
「1日15分で英語が話せるCDブック」
英会話に最低限かつ絶対に必要な「基礎」をまとめたもので、その全12回の集中講義も先日終了しました。
ここが抜けているといつまでたっても英語はなんとなく喋っている状態から抜け出せません。
さて、このタイトルからよく言われるのが、
「本当に1日15分で英語できるようになるの?」
ということです。
僕は逆に聞きたい!と思うのが、むしろ1日15分、ちゃんとやっている人がどれだけいるのか?
練習して下手になることはまずありません。
自分にもそういうところは大いにあるのですが(英語学習では比較的ありませんが、笑)、あまりに効率の良いやり方、を求めるあまり
「考えているばかりで、結局なんもやってない…」
状態に陥ってしまうことがあります。
その原因は何か?
と言えば、やってても
「伸びてる気がしない!できるようになる気がしない!」
と感じるからではないでしょうか?
でも、ちょっと待った!
定期試験のようにその範囲を前日に丸暗記すれば9割取れる、とかいうものじゃないんです、英会話って。
本当にペラペラになりたかったら、それこそ10年はかかる、そう思って間違いないです。
僕だって20歳で講師になって30でアメリカに行って、それでもまだまだまだ勉強中、話せるけどもネイティヴに間違いを指摘されることなんかしょっちゅうです。
ちょっと気を抜いて日々の練習をサボると、とたんに英語が出てきづらくなってきます。
つまり、
「ちょこっとやったからって、効果を速攻で体感できる、なんてことは英会話にはない!」
ということなんですね。
ある程度の時間、同じことをちゃんと
「やり続ける」
それで、初めて三ヶ月後、六ヶ月後に
「昔に比べたら伸びたなぁ」
と、成長を実感できるものなんです。
英語は「長期間かけるプロジェクト」ですから
「継続すること」が何よりも大事です。
だから、多くの人が英会話習得に失敗するんです。
続ける、なんて中々できないですから。
おそらく、英語学習者、英語やりたいなぁ・・・
という方々の9割は
「1日15分も英語の練習をしていません」
いきなり壮大な目標をかかげるのは失敗の元です。
9割は1日15分も英語を勉強していないのです。
あくまで僕の実感ですが、おそらくそうです。
受験生ですら、実は
「思ったより皆勉強していない!」
ものです。
第一志望に落ちる理由の98%は要はやっていないから、でした。
「すぐに効果を感じられないから難しい!」
のですが、でも、
「まずは1日15分をやり続けてみる」
ここが、まだまだ数少ない英会話習得成功者への第一歩だと思います。
Leon