日別アーカイブ: 2016年8月20日

Not really

I don’t really like Hiromi Go.

 

といった場合、どんなイメージを抱くでしょうか?

 

Really

 

は、「本当に、マジで」

 

そんなニュアンスなので、

 

I don’t like Hiromi Go

 

私は郷ひろみが好きではありません

 

その上に、Reallyが入ってくるわけですから

 

「私は郷ひろみが、本当に、嫌いです」

 

 

そういう印象を受ける日本人は多いと思うのですが(僕もそうでした)

 

実は、

 

「あんまり好きではない」

 

という、マイルドな表現になります。

 

 

会話の上では、◯◯好き?なんて聞かれた際に

 

「Not really」

 

と言ったりもします。

 

「あんま、すきじゃないかなぁ・・・」

 

といったニュアンス。

 

 

僕の場合は、アボカドや貝類、納豆、梅干しは、好きかと言われると

 

「Not really」

 

 

なんでこの微妙な違いが日本語と英語で生じてしまうか、というと

 

日本語の「本当に」は、「好きじゃない」にかかるからです。

 

ところが、英語の

 

I don’t really like Hiromi Go

 

は、このdon’tの中の「not」がミソ。

 

「not」が「really like」にかかるのです。

 

つまり、

 

私は、郷ひろみが「超すき、ではない」

 

「really like」ではない、というニュアンスになるのです。

 

 

沢山Inputをしていくと、段々と「文法予測能力」というものがついてくるそうです。

 

なーんとなく、第六感でわかってくる、というのか。

 

僕も、I don’t really like~が本当に違和感あったのですが(だから丸暗記していました)

 

沢山読んだり聞いたりするうちに、

 

「感覚で」

 

理解できるようになりました。

 

 

続けていけば、少しずつ、こういう感覚もわかるようになり、そうなると、

 

やっぱり語学って「楽しい!!」ものですよ!

 

発見が色々とあります!

 

 

Leon