日別アーカイブ: 2016年8月12日

自分自身でいること、とは?外国人と交わる上で大切なこと。

すっかり、最近はプリズン・ブレイクにはまってしまっています。

 

 

その中でとても面白い、というか考えさせられるシーンがありました。

 

白人の青年が、黒人の真似(しゃべり方、振る舞いなど)をすることで

 

黒人にも白人にも嫌われてしまう・・・

 

「You disgraced our skin」

 

お前はオレたち白人の面汚しだ(直訳すれば、お前は俺たちの肌の色を侮辱している)

 

 

と、爪弾きにされてしまうシーンです。

 

 

「自分自身でいろ!(Be yourself)」

 

という言葉がアメリカから入ってきて、一時期(今もかな?)日本で流行りましたが、

 

それを日本では

 

「好き勝手にわがままに振る舞っていいんだ!努力しないでいいんだ!」

 

と、曲解されていました。

 

 

でも、アメリカでのBe yourselfはそういう意味ではありません。

 

 

自分の人種、自分の宗教、自分の階級(日本では公には言いづらいことですが、明らかにあります)

 

それに見合った振る舞いをしろ

 

ということです。

 

 

 

なんで日本人のラッパーって「アーイ」って言うんだろう、と不思議に思ってたのですが、

 

プリズンブレイクでわかりました。

 

この黒人の真似をしたがる白人青年も同じことをしていたのです。

 

 

字幕をみると、「All right」

 

 

黒人はAll rightを、こういう風に発音するので、それを真似していたわけです。

 

 

これは相当に恥ずかしい。

 

黒人がやる分にはいいですが、他の人種がやると非常にダサい。

 

 

 

そうして、思ったのが

 

「実は日本人って、結構な割合で、この白人の青年と同じことをしているのではないか?」

 

 

正直、海外にかぶれている日本人って多くないでしょうか?

 

アメリカ人になりたすぎるあまり、そして、多少英語もできるもんで、

 

返って、日本人に冷たくあたる人までいたりしないでしょうか?

 

はっきりいって、アメリカ軍基地や大使館などで働く日本人に多い気がします。

 

 

NYにもいました。

 

日本語しゃべれるくせに、何故かかたくなに僕に英語で話しかけてくる奴とか。

 

あと、あまり言いたくないですが、ガイジン好きの同胞女子にも私は思います。

 

「Easy」って陰ではいわれてますよ!と・・・。

 

Yellow cabだなんて、ふざけた話です。

 

こういう輩は心のどこかで「日本人にも」軽く蔑まれているはずです。

 

 

この’黒人なりたがり白人は「Tweener」と呼ばれていました。

 

意味は「どっちつかず・中途半端」

 

 

 

やはり日本人は日本人でいるべきです。

 

日本はとても素晴らしい国ですし、日本人だって非常に優秀です。

 

 

握手なんて習慣は我々には本来ない!

 

だから、しない!

 

なんていう必要はありませんが、もう少しなんというか、

 

日本人らしく、日本人であることに誇りを持ったほうが、逆に外国の方とうまく付き合える様に思います。

 

英語はカッコイイ、ガイジンカッコイイ!

 

それでは、いつまでも僕達もTweenerとバカにされてしまうのではないでしょうか。

 

 

Leon(とか言いながら、私の名前はLeon・・・)