日別アーカイブ: 2016年7月28日

Native levelの英語が理解出来る日本人は4%

 

今日は、中級

 

「傍目には英語がかなり出来る!」

 

と、思われている方のために書いてみようと思います。

 

 

実は、そういったレベルの方も教室にいらっしゃっています。

 

初級の方からすれば、あんなにしゃべれて、お金払ってまで教室に来る意味あるんだろうか?

 

そう思うのではないでしょうか?

 

 

ただ、おそらく、そういった方々は

 

「しゃべれるけども、ここが全く・・・」

 

という分野が英語にあるのです。

 

 

そう、

 

「ネイティブレベルの英会話の」

 

とくに

 

「聞き取り」

 

これが、全く出来ません。

 

 

具体的に言えば、まず「映画」です。

 

映画が字幕がないことにはきっと

 

「2%」

 

くらいしか聞こえていないはずです。

 

 

たとえToeicが高得点でもそうなのです。全く別物。

 

「Toeicの英語とネイティブレベルの英会話は全く別物」

 

と考えたほうが良いでしょう。

 

 

現実的に考えれば、Toeicの英語、すなわち

 

「非ネイティブの英語レベル」

 

の方が世界全部で使われていますし、そのレベルで全くもって問題ありません。

 

むしろそこを目指すべきです。

 

 

そうはいっても、英語を学習した以上、

 

「日本人の4%と言われるネイティブレベルの英会話力」

 

これは、あこがれだと思います。

 

 

なぜ、映画が全くもって理解できないのか?

 

ちゃんと台本を辞書もひきつつ(これはもうパソコンや携帯ですべきです。断然速いので)調べると

 

 

1,知らない単語・表現だらけ

 

ということに気がつくでしょう。

 

そして、もう1つ、全くわからない理由が・・・

 

2,英文のとおりに、話していない

 

 

ネイティブの英語はなんであんな速いんだ!

 

なんて言いますが、速いというよりも

 

「英文の通りに発音していない!」

 

ここがポイントなんです。

 

 

I believe you now

 

なんかも、映画の中でのセリフだと

 

「あびーゅ」

 

にしか、最初僕には聞こえませんでした。

 

本当です(笑)

 

 

映画は特殊だから、といいますが、いや、これが「あっちの日常」

 

皆CNNやTED Talkのように、はっきりクリアに話してはくれないものです。

 

こちらに話しかけるときはまだしも、ネイティブが数人集まると完全に彼らの英語は

 

「映画の世界」

 

になります。

 

全く何を言っているのかわからない。

 

つまり、会話に全く参加することができない。

 

 

 

「映画が字幕なしで見られるようになる」

 

ことが、「ネイティブレベルの英会話力」で、まさに日本人には4%しかいないと僕も思います。

 

 

これは本当に難しい。

 

ですが、

 

「映画を制すれば、やっと英語を制した」

 

と、一応は言えるのではないでしょうか?

 

 

練習方法は一緒です。

 

A:内容の理解(台本と) → 音読のくりかえし

 

B:まぁまぁの理解でいいから、とりあえず大量に見る(これは英語字幕つきのほうがBetterだと思います)

 

 

この2つをまた、地道にコツコツと。。。

 

 

Leon