精読と多読が重要。
そんな話はよく聞くと思いますが、実際、その両方が出来ると理想です。
精読に関しては、どうせならば
「何度もなんども精読した部分を反復して音読」
できるといいですね。
分厚いものではなく、「薄いテキスト1冊」を、もう暗記するレベルで繰り返す。
そのテキストは
「日本語訳があって、音源もついていて、語注もある」
ものがベストです。
レベルは、今の実力よりもちょっと難しいかな?
と感じるくらいのものが一番効果的。
ちなみに、テキストは和製英語だったりします。
Textだと、ショートメール(電話番号でメールできるもの)か文字そのものを指す言葉になります。
参考書という意味で使いたかったら「Textbook」
以前、スタッフと話していてテキストは通じなかったのを覚えています(笑)。
この「精読 → 音読」の練習に加えて、「多読」の練習も大切です。
多読、というよりも「多聴」が会話の上達のためにはより良いでしょう。
これは、繰り返し反復練習するよりも、とにかく沢山の「量」を聞くのです。
精読の時のように全部詳細まで分かる必要はありません。
むしろ
「わからないところは気にせず、全体からなんとなく雰囲気でつかむ!」
ことの方が重要です。
実際の英会話でも全て100%詳細に分かる、ということはほぼないものです。
わかるところから、大体の内容を理解する。
実はこの能力も実際の会話ではめちゃくちゃ大事だったりします。
コツは、分からないところよりも、分かるところに集中する・・・
というより
「分からないところを気にしない!」
几帳面な日本人はここが苦手で英会話がストレスになってしまいがちです。
そもそも、この「多聴」の練習は
「楽しい!」
ものです。
自分の好きなものを、好きにリラックスして聞いてるだけでいいんです。
自分の趣味、仕事の「情報を英語で入手する」
感覚を手に入れれば、実は日本語だけでネットを見るよりもはるかに沢山の最新情報が得られます。
とはいえ、ここで注意して欲しいのは
「ある程度は理解できる」ものを多聴
ということです。
「全く理解できないものはいくら聞いても意味がない」
まずは日本語字幕でみて、英語字幕、そして、字幕なしで映画!
というのも良い手ですが、中々僕には面倒でした。
むしろ、映画は僕の留学時代は「精読用」に使い、
「多聴」は直接、簡単なYoutube動画などを聞き流していました。
上達するにしたがって、今度は「多聴」は映画やCNN、あっちのラジオ放送を聞いたり、好きな本を読んだりしています。
そう、上達すればするほど「理解できるもの」の幅が広がるので、もっと英語を
「楽しんで」
練習することができるようになります!
Leon