日別アーカイブ: 2016年6月21日

イタリア人やフランス人の英語はひどかった

もちろん、全員じゃありません。

 

教室の近くでワークショップ(観光客にインタビューしてみる)をやったときは、

 

むしろ、イタリア人やフランス人が当たり前に英語をしゃべるのが

 

とても驚きでした。

 

 

というのも、僕の記憶する限り、NYではフランス人、イタリア人留学生の英語は・・・

 

「かなりひどかった」

 

からです。

 

 

ただし、日本人学生に比べて格段にニューヨークにとけこみ、楽しんでいたように思います。

 

というのも・・・

 

「自分の英語が下手だということを全く気にしていない」

 

ことに加え、あくまで僕の感想ですが、

 

「他人にどう思われるかなんて、1ミリも気にしていない」

 

ようでした。

 

 

そもそも、これは私達の美点であると共に、欠点でもあるのですが

 

「日本人は他人のことを考えすぎる」

 

のです。

 

遊びの待ち合わせの時などに、ごめん5分送れる・・・

 

 

なんて連絡するなんて間違いなく日本人だけでしょうし、

 

あまりの誰も時間通りに来ないのが世界の常識(に感じた)っぷりに、

 

むしろ数分送れるくらいでイラついている僕ら日本人のほうが

 

世界の非常識なんじゃないのか・・・

 

とまで感じたほどです。

 

 

ニューヨークにはあまりに雑多な人がいすぎて

 

「まっとうな生き方」

 

なんて概念がまずありませんでした。

 

何歳なんだからこうあるべき、なんてものもほんっとうに1ミリもないに等しく

 

「何歳になったって、自分は毎日成長出来る!」

 

「Brand new、真新しい気分で朝を迎えられる」

 

 

これがニューヨークの一番いいとこだ、とニューヨーク生まれニューヨーク育ちの人も言っていました。

 

 

最初は、あまりの非常識っぷり(日本人からすると)に「住む」

 

となると戸惑うことが多いでしょう。

 

待たせるのは平気、約束すっぽかすのも平気だけども、

 

それをされると素直に怒ります。

 

NYの街にいて、喧嘩はしょっちゅう通りで見かけました。

 

離婚率もそりゃぁ、高いだろうなぁ、とは容易に想像つきました。

 

 

でも、だからこそ、皆が自分の人生を生きているように見え、とても活気がありました。

 

Be yourself no matter what they say

 

スティングのEnglish man in New Yorkの一節ですが、この意味がNYでよく分かりました。

 

「誰になんて言われようと、自分自身でいろ」

 

 

ただ、それだけワガママ放題に生きているように見えて、1つ気がついたのが、

 

人が困っている時に、なんのちゅうちょもなく全力で助けに行く

 

のは、おそらく世界でアメリカ人が一番なのではないか、と思います。

 

 

少しNY留学時代の思い出話みたいになってしまいましたが、

 

どちらにせよ、英語が下手な人間なんてNYでは腐るほどいましたし、

 

そんな中でうまくやっていくには、英語の間違いなんて

 

「気にしない」

 

のが一番!バカにしてくる人はほとんどいませんし、もっともっと

 

笑顔で明るく前向きに人と接する!

 

 

このことのほうが、よっぽど大切でした。

 

 

Leon