日別アーカイブ: 2016年6月8日

反転授業とは?

英語でFlip teachingなどという、

 

「反転授業」

 

Flipとは、Flip cardなどという言葉(単語暗記するやつ。表日本語、裏英語みたいな)

 

のとおり、反転するというものです。

 

従来は

 

「教室で講義を受けて → 家で宿題をやる」

 

といったスタイルのあと、定期的に試験があるわけです。

 

 

ところが、これだけインターネットが発達すると、従来教室でやっていた

 

「知識を授ける座学」

 

は、やろうと思えば家で出来てしまうわけです。

 

本来学校でやっていたそのような作業をビデオ教材などで

 

「家でやってきてもらう」

 

その上で、教室ではそれを応用した、もっとActiveな活動を一緒にする。

 

そこでは、教師は補助的な役割をするだけ・・・

 

 

「英会話」

 

に関しては、これが一番有効であるように思ってきました。

 

学習に関しても、「正しいやり方」を体得できたならば、あとは

 

「好きなものでやる」

 

のが、ダントツで正解です。

 

英語は学問というよりも、技術なので、好きなもので技術を磨いて全く問題がないわけです。

 

 

僕は受験英語を教えている時間が一番長かったので

 

「知識を授ける座学の授業」

 

ばかりをやっていました。

 

ところが、大人の方を教えるようになってから、どうもそれだと

 

「つまらない」

 

という雰囲気になることが多いなぁ、なんて感じていました。

 

 

もちろん、「ただ話すだけ」という授業に対しても疑問を大いに持っていましたが、

 

どうしたものか。

 

と中々答えが見つけられていなかったのです。

 

 

その内、「家でできるもの」「一人ではできない、皆としか出来ないこと」

 

これを分けて考えるようになってクラスを構成すると、以前よりも格段に良くなったように感じました。

 

 

それにしても、この「反転授業」も、元は欧米です。

 

コミュニケーション中心で教えよう、もっと電子機器も使おう、

 

全て海外からなんですよね。

 

 

日本発というのはあまりないんだなぁ。

 

なんて改めて思いますが、それはそうと

 

「家で出来ること」「人とじゃないと出来ないこと」

 

これを自主的に分けて整理してみるのも、英語学習にはとても有効だと思います。

 

 

Leon