電車の中で英語を勉強している人のほとんどは
「単語帳を眺めている」
ように見えます。
実際に学生時代、結構単語を暗記させられたので
「語学 = 単語の暗記」
という風潮があるのではないでしょうか?
ところが、僕はこれは間違いだと思っています。
なぜか?
そもそも語学習得とはなんでしょうか?
それは、
「外国人を前にしても英語でコミュニケーションがとれる」
ことだと思います。
皆さんが、外国人を実際に前にして、困ることはなんですか?
まず1つは
「何をいってるのか、全然わからない!」
ではないでしょうか?
それが慣れてきて、なんとなくだけどわかる・・・
となると、次が
「いいたいことが、なっかなか出てきてくれない」
と、もどかしい思いをするのです。
何故こうなるのか?
それは、
「頭の中に英語の脳が出来ていない」
からです。
英語でスムーズに話している人は、そのとき
「頭の中に日本語はほとんどありません!」
頭の中の「英語脳」に切り替わって、自然に話しているのです。
つまり、英語を学習する、とは
「頭の中に英語脳を徐々に作っていくトレーニング」
をすることです。
そして、この英語脳は単発で単語を地道に暗記しても鍛えられないものなのです。
じゃぁ、どういうトレーニングが良いのでしょうか?
理解できるInputを「音読」する。
イメージと英語をリンクさせる。
実際に、英語を拙くてもいいから使ってコミュニケーションをしてみる。
特に音読・Shadowingは、何故かわからないのですが、効きます。
もちろん、語学は最終的には語彙力、というのも事実です。
やるな、とは言いませんが、ただ、順序があると思うんですね。
まずは、シンプルでいいから英語脳を作るトレーニングを再優先にすべき!
ではないでしょうか?
一番ダメなパターンは、とりあえず単語だけ暗記している。
それ以外はなんもやってない状態で、それならば聞き流し教材だけやったほうがイケています!
Leon