日別アーカイブ: 2016年4月7日

英会話学習に音源は必須!

内田百閒という小説家は法政大学や海軍の学校でドイツ語を教えていました。

 

そのうちのエッセイで、ドイツ本国からドイツ人の教師が来る場面があります。

 

そこで内田百閒はあせります。

 

なぜならドイツ語が

 

「しゃべれない」

 

からです。読むことは出来ても。

 

 

そんなシーンがエッセイの中にあります。

 

僕が想像するに、昔の日本人は相当外国語は拙かったのではないでしょうか?

 

「音源がない」

 

からです。

 

 

外国語は

 

「音源がないとうまくならない科目」

 

です。

 

単純にいって、僕の世代(今35歳)が学校の英語教育が会話には役に立たない経験をするのも

 

「音源を使って練習しなかった」

 

から、というのが大きいでしょう。

 

 

聞こえないと会話できない、というのもありますし、聞くという作業は

 

「スピード」

 

が要求されます。

 

自分のスピードで辞書ひきながら読むのと違い、

 

相手のスピードに合わせて瞬時に理解する

 

「スピード」

 

が要求されるのです。

 

 

この「スピード」が身につくと、不思議と

 

「しゃべれる」

 

ようにもなれます。

 

そして、しゃべれるようになるにはただ聞くよりも

 

「音声と一緒に声に出して読む」

 

練習がかなり効きます。すなわち

 

「Shadowing」

 

です。

 

 

だいぶ沢山の方をみて、また自分自身でも実験してみて思うのが

 

「なんだかんだShadowing」

 

が一番効くようです。上達しています。

 

 

英語の練習をなにやればいいのか分からない!

 

という質問をよく受けるのですが、その答えは

 

「Shadowing」

 

だと思うようになりました。

 

 

そしてふと思い出すのが、英語がめちゃくちゃ流暢な同時通訳の方に

 

どうやったらそんなに英語がうまくなるんですか?

 

と聞いたときの答えです。

 

「音読ですよ、なんだかんだ」

 

 

その当時は音読は英文を声にだして読むことだと思っていましたが、おそらく

 

「Shadowing」

 

のことだと思います。

 

 

だから、英会話は音源がないと、うまくは全くならない、ということですね!

 

 

Leon