僕は受験生や学校の補習の生徒を主に見ていました。
NYに行く前です。
受験の場合は特に、その前に模試もありますから
「定期的に成績が上がっていかないと、怒られる!」
ものでした。
そういうのを10年やって、で、今度は社会人に英語を教え始めて4年。
「英語を伸ばしたい!」
と考えて塾や予備校、スクールに通う方々を結構な数見てきたと思います。
その中で、
「伸びない」
場合は、どんなときか。
これを思い出してみると、要はたった1つに行き着くと思います。
「やってない」
これにつきると思うんです。
ただ、これだとありきたり過ぎますから、もう一つ、今日は書いてみようと思います。
それは、
「負荷がかかっていない」
語彙力は「話せるようになる」訓練には実はあまり重要ではありません。
とはいえ、最後はやっぱり
「語彙力」
なのも事実です。
英語の学習、といえば「単語の暗記」と連想する方も多いのではないでしょうか。
その語彙力の増強を持ってしても、
「適度に負荷がかかってないと覚えません」
単語帳を眺めているだけ、では「負荷がかかってない」ので覚えられませんし、
英語みて日本語をいう、これも「負荷が軽い」ので、やっぱり効率は悪い。
「日本語 → 英語」
これが正解ですし、もっと「負荷をかけるならば」
「英文だけみて、覚えたい単語を赤シートやチェックペンなどで隠す」
方が、内容を覚えたり前後で類推するなど
「頭に負荷がよりかかります」
更に、それを
「今日やったら、昨日の、一昨日の、その前日のも繰り返す」
これは、面倒くさいですし、相当な心理的な負担でもあります。
でも、
その負荷こそが、英語力を絶対に伸ばす!
ことは間違いないのです。
ほとんど分からないものを、ただ聞き流すだけ
映画をつけてるだけ
ましてや、英語を日本語字幕でみてるだけ・・・
(これで英語が伸びるなら淀川長治などは英語の達人なはず)
つまるところ、こういうことなんです。
負荷のかかっていない筋トレをしているのと同じで、あまり伸びません。
とはいえ!
Better than nothing!(なにもしないよりは良し!)
まずは
「Zero撲滅」(英語に一切ふれなかった、そんな日)
が大切ですから、ここから始めても全然OKです。
でも、これをずっと続けても想像以上に伸びませんから、
どこかで「負荷をかける」練習も意識したほうがいいでしょう!
Leon