日別アーカイブ: 2016年3月4日

英語が伸びないパターン

僕は受験生や学校の補習の生徒を主に見ていました。

 

NYに行く前です。

 

受験の場合は特に、その前に模試もありますから

 

「定期的に成績が上がっていかないと、怒られる!」

 

ものでした。

 

 

そういうのを10年やって、で、今度は社会人に英語を教え始めて4年。

 

「英語を伸ばしたい!」

 

と考えて塾や予備校、スクールに通う方々を結構な数見てきたと思います。

 

その中で、

 

「伸びない」

 

場合は、どんなときか。

 

 

これを思い出してみると、要はたった1つに行き着くと思います。

 

「やってない」

 

これにつきると思うんです。

 

 

ただ、これだとありきたり過ぎますから、もう一つ、今日は書いてみようと思います。

 

それは、

 

「負荷がかかっていない」

 

 

語彙力は「話せるようになる」訓練には実はあまり重要ではありません。

 

とはいえ、最後はやっぱり

 

「語彙力」

 

なのも事実です。

 

英語の学習、といえば「単語の暗記」と連想する方も多いのではないでしょうか。

 

 

その語彙力の増強を持ってしても、

 

「適度に負荷がかかってないと覚えません」

 

 

単語帳を眺めているだけ、では「負荷がかかってない」ので覚えられませんし、

 

英語みて日本語をいう、これも「負荷が軽い」ので、やっぱり効率は悪い。

 

 

「日本語 → 英語」

 

これが正解ですし、もっと「負荷をかけるならば」

 

「英文だけみて、覚えたい単語を赤シートやチェックペンなどで隠す」

 

方が、内容を覚えたり前後で類推するなど

 

「頭に負荷がよりかかります」

 

 

更に、それを

 

「今日やったら、昨日の、一昨日の、その前日のも繰り返す

 

これは、面倒くさいですし、相当な心理的な負担でもあります。

 

 

でも、

 

その負荷こそが、英語力を絶対に伸ばす!

 

ことは間違いないのです。

 

 

ほとんど分からないものを、ただ聞き流すだけ

 

映画をつけてるだけ

 

ましてや、英語を日本語字幕でみてるだけ・・・

(これで英語が伸びるなら淀川長治などは英語の達人なはず)

 

 

つまるところ、こういうことなんです。

 

負荷のかかっていない筋トレをしているのと同じで、あまり伸びません。

 

とはいえ!

 

 

Better than nothing!(なにもしないよりは良し!)

 

 

 

まずは

 

 

「Zero撲滅」(英語に一切ふれなかった、そんな日)

 

が大切ですから、ここから始めても全然OKです。

 

でも、これをずっと続けても想像以上に伸びませんから、

 

どこかで「負荷をかける」練習も意識したほうがいいでしょう!

 

 

Leon