日別アーカイブ: 2016年2月16日

外人との会話。思わず失礼になることがあります!

思えば顔が小さい!

 

という褒め言葉(compliment)をアメリカでは聞いたことがなかった、ばかりか、your face is smallとかyour head is smallとかいうと、むしろあんたってバカよね、というニュアンスにもなりかねないようです。

 

というよりも、そもそも

 

「体型についていうのは、僕らの考えている以上に失礼」

 

なことを僕たちは覚えておいた方が良いでしょう。

 

 

何で日本人ってすごい礼儀正しいのに、ニック太ったね!と平気で言うばかりか、My腹の肉をつかんでくるんだ・・・

 

と憤慨していました。そのせいでニックは年末年始アメリカにちょっと帰るね、と言って未だに帰ってこないのかもしれません・・・

 

恐らく顔が小さい、があまりほめ言葉でないのは、アメリカ人ほぼ皆顔が小さいからでしょう。マツコデラックス並に太っていても顔が小さい人が沢山いました。

 

 

ちなみに、顔が小さい、と言う場合はsmallよりも、narrowを使っていました。

 

こういうのを「言語の転移」といって、要は母国語が外国語に影響してしまうことをいいます。

 

「どう思う?」

 

も、英語にしようとするとつい

 

「どう」 → 「How」

 

と考えて、

 

How do you think?

 

と言ってしまいがちですが、自然な言い方は

 

What do you think?

 

 

 

あまり気にしすぎるのもアレですが、直訳から抜けて「自然な(あっちにとって)」表現を少しずつ身に着けていくのも大切だと思います。

 

自然さは、このような「言葉」もですが、「マナー、文化」もそうです。

 

あまり体型には言及しない。

 

ついでながら、ブラックジョークも図らずも本気でブチ切らせてしまうこともあるので、本当に言わない方が無難です。

 

僕もこの失敗は数回しています・・・