繰り返さないからダメ(自動化してない)


英語には二通りのトレーニングがある、と言われます。

 

 

1,Input Hypothesis(インプット仮説)

 

2,Automatization Method(自動化理論)

 

 

なんとも厳しい表現ですが(なんで学者はこういうの好きなのか)、要は

 

 

1,慣れる

 

2,勉強

 

 

と、言ってしまっていいと思います。

 

 

理解できるものをInput(聞く・読む)すると自然と言葉が習得できる。

 

これが1のインプット仮説。量が大切で、そこまで全てを理解する必要もありません。

 

 

あるパターンなどを「理解」して、それをひたすら繰り返して習得する、

 

これが2の自動化理論です。

 

 

ゴルフのスイングなどを習ったら、後はひたすらそれを繰り返して習得

 

こういうのが2の自動化理論にあたります。

 

つまり「繰り返し」が大切なわけです。

 

体にそうしながら、叩き込むんですね。

 

 

さて、日本の英語教育ですが、完全に2の自動化理論です。

 

文法などを先に「理解」し、問題などを解かせるのですが・・・

 

実はその問題って、ほとんどはクイズを解く形式ですよね?

 

センター試験を見ていると、なんだか英語パズルクイズみたいです。

 

これって、コミュニケーションでしょうか?

 

ちがいますよね?

 

 

また、英文読解のクラスなどでSVOCに品詞分解して隅々まで訳す。

 

その解説を聞いて、そっか、こういう意味だったのか。

 

で、家帰る。

 

 

この2つに欠けているのは、

 

「自動化するプロセス」

 

です。

 

理解したはいいのですが、その後に

 

「繰り返して体にしみこませる」

 

ことをしていません。

 

つまり「自動化していない」のです。

 

 

じゃぁ、どうやったら「自動化」するのか。

 

英語の場合は間違いなく

 

「音読」

 

です。

 

 

自動化のKeyはどこまでも、非常に地味な

 

「繰り返し」

 

です。

 

単語の暗記もそう。音読の練習もそうです。

 

 

英文を頑張って辞書で訳して、はぁ、今日も頑張った!

 

で、終わってはいけません。

 

その後の「音読の繰り返し」こそ、ポイントなのです。

 

 

極端なことをいえば、辞書で調べたりなんて努力は

 

いりません!

 

語注や和訳がついてるテキスト買ったほうがいいですよ!

 

というのは、そういうわけです。

 

 

「音読の繰り返し」こそ、ポイント

 

今日はそんな話でした!

 

 

Leon

 

 

 

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