本当に使える英会話の基本は
1,音読
2,大量の聞き流し
3,コミュニケーション
です。
ですから、正直、ToeicのPart5のような文法クイズ、例えばこんなやつ
He ( ) like sushi.
A, not B, isn’t C, don’t D, doesn’t
をやったってあまり意味がないのではないか?
と良く言われていますし、海外の英語テストでこの問題が出ることはほとんどないと言っていいでしょう。Toeflテストもこういうテストはありませんし、Toeic自体がアメリカではものすごく知名度が低いのです。
僕もこんな問題がだから、いらないんだ!と思っていました。
でも、最近、これはこれで効能があるな、と思うようにもなりました。
それは・・・
1,品詞に強くなる
2,文章を書く際に役立つ
ということです。
なんだかんだ、英語は品詞も大切で、ここは形容詞だから、名詞だから、そっかこれは副詞か、などがわかるとより自然で正しい英語が書けるようになりますし、辞書で調べるときも非常に便利です。
品詞に強くなれるのは一つのAdvantageだと思います。
ちなみに、メリットは和製英語。アドバンテージのほうがより英語の正確な意味に近いです。
さて、もう一つの
2,文章を書く際に役立つ
ですが、要は「正確に」書けるようになるのです。辞書の使い方もより効率的になりますから(ナニ詞か意識しながら調べられる)ほぼネイティブが見ても間違いの無い英語が書けるようになります。
僕は話せなかったショックでそちらばかりに重点を置いていましたが、考えたら、会社の重役にもなって海外と仕事する際に
He isn’t like sushi
は、あまりに違和感があると思います。会話の際は気にしないで大丈夫です。むしろ気にしないで「流暢さ」「とにかく通じればいい」を目指して話すべきですが(そうしないと日本人はだまりがち。黙るのは結構失礼)、やはり文書は残りますし、それなりに正しい英語で書いた方がいいですよね?
そのためには、確かにこの文法クイズはいいな、と実感しました。
日本の英語教育は正確さに重点をおきすぎると言われていますが、日本学校英語得意の文法クイズ、こういうアドバンテージを意識しつつやるならとても役に立つと思います!
Leon