日別アーカイブ: 2015年11月10日

素直にThank youが無難

素直にThank youが無難

 

皆さんは、英語うまいですね、って褒められたら、なんて答えていますか?

 

僕が教室で教えている経験からいうと、恐らく98%の人が

 

Nonononono! No!

 

と、答えないでしょうか?英語に限らず、何でも僕達日本人はほめられると、

 

「そんなことないっすよ」「いや、全然です」「まだまだです」

 

と答えるのが普通だと思います。なぜなら、そういう文化だからです。

 

「その洋服、とてもお似合いですね」

 

と言って(そもそも、そんなこと言う奴いるのか、という話ですが)、

 

「あなたって優しいのね、どうもありがとう」

 

なんて答える奴がいたら、映画の日本語吹き替えになってしまいます。

 

普通は、いやいやいや、安物ですから、とか言うのが日本人にとっては

 

「自然な習慣」

 

です。最近は変わってきているみたいですが、例えば趣味でゴルフやる楽器やる、なんてのでも必ず一言、全然素人ですから・・・、とか下手の横好きで、などと謙遜するのではないでしょうか?

 

言葉は文法的に合っていても「自然なのかどうか」もとても重要です。このタバコは私によってたった今火をつけられた。文法合ってますが不自然ですよね。

 

そして、その「自然さ」はもう一つ、その国の「習慣」という観点から自然かどうか、というのもあるのです。

 

で、アメリカですが、褒められたら基本的に素直にありがとう、というのが自然です。そこでNo!などというのは、ちょっと違和感があるのです。失礼とかではなく、個人的な経験で言えばまさにただの「不自然」。

 

え?、と戸惑われます。

 

僕楽器やるんですよ、まだまだ下手ですけどね。と言っても、何回も「え?」と戸惑われました。

 

住んでいる内に、あっちは何かと褒めるのが、これはもう習慣なのだ、と悟りました。どっんなにへったくそに演奏しても、影ではいざしらず、Sounds great!!!(超よかったね!)と肩を叩かれたものです。複雑な気持ちでしたが。

 

ですから、英語うまいですね、と言われたら、無難に

 

Thank you

 

これで行きましょう!これが正解です。

 

Leon