月別アーカイブ: 2015年11月

安河内先生流・続ける方法

東進ハイスクール・ビジネススクール講師/安河内哲也先生「結果を出し続ける人」の35の小さなコツ

 

を買いました。とても参考になることが沢山あったのと、やはり、一流になる人は人知れぬ自己管理とコツコツと努力を重ねているのだな、とわかりました。考えたら、それなしにずっと一流の講師としていられるわけはないですよね。自分も大いに励まされましたし、いつか先生のようになりたいと目標になりました。

 

さて、その中で、皆さんにもお伝えしたいな、と思ったところがあります。

 

英会話は続けないと意味がありません。少しずつでもいいので、とにかく「続ける」ことなしには、本当に英語がうまくなることはありえません。

 

ところが多くの人は失敗してしまいます。そして、その失敗の原因の多くは

 

「続けられない」

 

からです。

 

安河内先生はその続かない原因を2つ本書で挙げられています。

 

 

1,壮大な目標を立てすぎる

 

2,飽きる

 

 

これは本当にそうだと思います。壮大な目標には例えばどんなものがあるか?

 

1日3時間勉強するぞ!

 

などです。

 

え?3時間?と、思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でも、よほどの強靭な精神力を持った人ではないかぎり、1日3時間も勉強し続けるなんて、本当に無理です。実感として、僕もそう思います。本当に1日3時間、週に5日でも続けられた生徒さんなんて、受験生を教えていた10年間も含めて、一体何人いたでしょうか?冗談抜きで10人もいなかったと思います。

 

そういう計画を立てたり、ものすごく勉強頑張っている人に圧倒されたりしないで、まずは

 

「1日30秒を目標にする!」

 

本書のこのくだりには本当に共感させられました。1日30秒を続けていれば、必ずもう少し勉強できるようになっていくものです。諸悪の根源は「ゼロ」なのです。

 

まずはこの、1日30秒を目指してはいかがでしょうか?

 

ついでながら、安河内先生は間違いなく「音読」こそがKeyだとおっしゃっています。これを日本に広められれば日本人の英会話力は変わる!と。僕も心より賛同します。

 

安河内先生のこの本もぜひ、オススメです!

 

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC/dp/4396614004

 

 

Leon

 

 

どれくらいで英語は出来るか?

この質問は本当によくされます。

 

それに対して、真面目に答えるならば・・・

 

そんなのわかりません。。。。

 

というのが本音なのですが(様々な要素がそれぞれにありますから)、外国語習得に成功する条件が5つあると言われています。

 

 

1,若い

 

2,外国語適性がある(向いている)

 

3,母国語が習得しようとする語に似ている

 

4,モチベーションが高い

 

5,学習方法が効率いい

 

 

 

です。確かに若いのは早いなぁ、とよく感じます。教室で一番語学の天才なのは、今のところ6才のキッズコースの生徒さんだと思います。発音がとにかくイイ!(笑)

 

ちなみに、だからと言って、年をとったらもう無理だ、ということでは決してありません。

 

大人の方が学習の仕方などを効率的にできるので、習得は「早い」とされています。ただ、ある年齢を越えたら残念ながら全くのネイティブスピーカーになるのはほぼ不可能なようです。

 

ただ、英語でコミュニケーションを十分にとれるようにはなるので、決して希望を捨てる必要はありません。

 

また、英語と日本語は全然違う言語ですから、ここも難しいところです。

 

更には、日本にいる限り、とりあえずは英語が無くてもなんとか生きていけます。ここも、モチベーション、という点でマイナスになったりするところですが、さて、これらを考えて、どれくらいで英語はできるようになるのでしょうか?

 

 

 

僕が見てきた例でいうならば、「半年」で明らかに変わる、というのが実感です。3ヶ月くらいでは結構頑張っても、まだまだ粗が目立ちます。ところが、結構な努力を半年続けた生徒さんは明らかに英会話が上達したなぁ、と見ていて感じるレベルになるように思います。

 

例えば、半年でToeic400点前後から730、更に次のテストでは恐らく800近くいくだろうな、という生徒さんがいます。朝のToeicコースで問題をやっていてもListeningテストなどは間違っても数問、というレベルまできています。文法、語彙力ともに、かなり出来るようになったなぁ、と感じますし、ネイティブとも前よりよくしゃべっています。

 

また、ここにYoutube画像もあります。顔は写っていないのですが、半年前は、1分間英語で話そうにも何も話せなかったのですが、半年後にはネイティブが聞いても明らかに前よりよくなっている、というレベルになっています。

 

(Kさん6ヶ月間の英語の効果)

 

 

考えたら、何でもそうではないでしょうか?やはり3ヶ月やそこらでは中々本当に変わるのは難しいものと思います。

 

半年後には次の段階に行っていたい!

 

というつもりで、気楽に長く地道にやっていく道を探すのが一番現実的なのでしょう。その為には、楽しくやる、というのもとても大切だと思います!

 

 

Leon

ナニジンと英語を話すのか?

英語はモチベーションが高いと伸びる。

 

という、そんなの当たり前だろう・・・

 

と突っ込みたくなるような研究結果があるのですが、そのモチベーションも2つあるようです。

 

 

1,対象言語の文化、国が好き

 

2,会社の昇進、移転などで英語が「必要」

 

 

どっちがいいというわけでもないようですが、その中の対象言語の文化、国が好き、というところで僕は思ったことがありました。

 

英語を学ぶとしたら、その国の文化、国が好きといったところで、それってアメリカやイギリス、オーストラリアだけなんだろうか?

 

ということです。

 

むしろ思い出せば、NYにいてもそうでしたが、英語を使ってコミュニケーションする相手って、それ以外の国の人が多かったように思います。日本にいれば完全にそうです。

 

英語学習者にとっては、対象言語の国、文化が好きといったところで、いまや英語は世界共通語ということになっているので、そこを考えないといけないといけないと思ったのです。

 

アメリカ人の英語、アメリカ人ネイティブのレベルを目指す、というのは、果たして正しい考え方なのでしょうか?

 

David LettermanのLate showという番組が好きで、ディクテーションしていたことがあります(書き取り)。その時、どうしても聞こえないところがあった。で、ネイティブに聞いたら、

 

システィーン・チャペルと16(シックスティーン)をかけていて、そこがダジャレになっていて会場の皆が笑ってるんだよ

 

と言われたのです。その時、こんなのいくらなんでもアメリカ人じゃないと無理だろう、と思いました。それと同時に、ここは目指さないでもいいんじゃないか、とも感じました。

 

今英語を話す人口の中で、このダジャレが分かる人は、実は少数なのではないでしょうか?

 

英語はあくまでコミュニケーションの「道具」です。だったら、世界中の人が「第二言語」として学んでいる英語、これを目指すべきではないでしょうか。例えば、安河内哲也先生は「国連の中の英語」を目指すべきだとしています。

 

ブラックレインという映画がありました。それの台本をNYにいたころ読んだのですが、アメリカの刑事ですからスラングを沢山使います。日本に来て、それが理解されないところをバカにするシーンがあるのですが、これこそアメリカ人の悪い癖だと思います。

 

英語はあくまで世界の中の一つの言語にすぎませんし、共通語とはいえ、それが自分たちネイティブの英語ではない、ということを分からない人が多いのです(悪気はないのですが)。

 

でも、気にすることはありません。ちゃんと世界中で仕事をしている本当の国際人のアメリカ人はそれをわかっていますので、もしも自分の英語が分からなかったら言って下さい、と謙虚に言います。

 

ビジネスでも使える英語力として、まぁ、Non-Nativeの人と英語で話す分にはもう大丈夫だな。といったレベル、まずは国連の中で使われているような、共通の英語を使いこなせるところを目標におくべきです。

 

また、スラングは間違うとすごくカッコ悪い、というのも僕が発見した法則ですので、かっこつけずに普通の英語をしゃべったほうが絶対正解ですよ!(笑)

 

 

Leon

次の言葉が出てこないときどうするか?

英語を話していて、次の言葉が出てこない!

 

という時が・・・、そんなの沢山あるよ!

 

という感じかもしれませんが、誰でもそういう時はあると思います。こういう困ったときどうするか、うまく対応できる(ごまかす?)能力をSLAでは「方略的能力(Strategic competence)と言います。なんだか難しい言葉ですが、要は、うまく「ごまかす」能力です。

 

このように、語学に関してはある程度の「テキトーさ」は必要です。わからないとこをテキトーに流す、気にしない、まぁ、いいか。で、わかるとこから、大体の意味をとる、これが大切なのです。

 

さて、次の言葉がでてこないときにごまかす方法にはどんなものがあるか。

 

一つは、すごく簡単な言葉で言い換えることです。

 

「Responsible(責任感がある)」と言いたいのに、出てこないとき、単純に「nice」にする、などです。

 

He’s nice.

 

で、全然なんとかなってしまいます。

 

結構この能力はバカになりません。その他、すごい簡単な言葉でSVOの「Sentence」で言い換えるのも手です。

 

そして、もう一つは「Filler」と言われるもので、つなぎ言葉でごまかします。

 

Well… Let’s see….. you know……

 

みたいな感じで、無音の時間をなくし、その間に簡単な言葉を探すのです。

 

ポイントは「恥ずかしがらない!」

 

つい、日本語で「えーっと、うーん、なんだっけ、ほらアレ・・・」と言いたくなるのは分かるのですが、ここを「外人風」に思い切って英語にしてしまうのがコツです。恥ずかしがると余計に恥ずかしくなります。また、頭に日本語があると、いつまでたっても中々スムーズに話せません。

 

You knowいいすぎ!

 

などと言ってくる日本人がいますが(テニスの錦織くんも言われてますよね)、そんなもの無視。You know、簡単でいいじゃないですか。

 

以上、1「簡単な言葉で言い換える」 2「Fillerで無音を無くす」(アメリカ人は日本人よりも格段にこの無音を嫌うようです)

 

これが方策とされているのですが、そこに僕はもう一つ、付け加えたいと思います。私の考えた方略的能力です。

 

ずばり、それは

 

「諦める」

 

どうしても通じない、いい表せない時は「諦め」ましょう!!

 

そんなにどうしても、自分のこの考えを伝えたい!なんてことは、雑談していてもあんまり無いのではないでしょうか?

 

考えすぎて凹まず、まぁ、ある程度通じればいいや、で全然OK!

 

要は、無音を無くすことを最初は心がければいいのです。正確さにこだわりすぎるのは、明らかに僕達日本人の悪い癖です。もちろん、英会話においてですが。

 

ですから、気楽に行きましょう!Take it easy!!

 

Leon

 

少量のOutputをするには・・・

SLAの著書多数、僕も非常に影響を受けたSLA学者の白井恭弘教授は

 

「大量のInputと少量のOutput」

 

が、本当に「しゃべれる」「使える」

 

英会話のトレーニングのKeyだと提唱しています。

 

SLA(第二言語習得論)の大御所、クラッシェンはもっと過激で、Inputだけでいい、Outputはいらない!とまで言い切っています。これに対しては多くの批判もあるのですが、とはいえ

 

「Inputの重要性を否定する学者はほとんどいません」

 

これが実際です。Inputとは読む、聞くことで、外国語を外から中に入れることです。Outputは書いたり、発話したりなのですが、じゃぁ、英文を声に出して読むのはOutputか?と言われると、これはちがいます。

 

これはInputです。Outputとは、あくまでも自分で「アドリブで」考えて、外国語を内側から外へ出す練習です。

 

大量のInputと少量のOutputがあくまでKeyと考えると、例えば英語が中々口から「出てこない」を解決するために、英語を話す練習、すなわちOutputの練習に重点を置こう、と考える方も多いのですが、実は逆です。

 

口からスムーズに出てこないときこそ、もっとInputの量を増やすべきなのです。

 

とはいえ、Outputの練習もするといいのは僕も経験上断言できます。Inputが中心なのですが、それを更に効果的にするために、Outputの練習もするのです。じゃあ、どんな練習がいいのか。

 

結局、僕は「書くといい」と思います。独り言をいうのもいいのですが、これをちゃんと続けられる方は案外少ない気がします。目に見えないものなので、これを習慣化するのは中々難しく、やったんだかやらないんだかわからない内にいつの間にか忘れ去ってしまう・・・、のではないでしょうか。

 

と言いつつ、自分はOutputの練習はほとんどしませんでした。というのも、要は、外人と遊びに行く事自体が、そもそも「大量のInputと少量のOutput」になってるじゃないか、と思っていたからです。別にそれで何とかなっていました。

 

が、ふと最近、メモなどを英語で無理にとるようにしてみたところ、結構な手応えを感じたのです。

 

間違っていても構いません。なんか思ったことでも何でもいいから、英語で手帳などに書いてみる、可能な範囲で講義や人の話でメモしたいな、と思ったことを英語で書いてみる、それを、最初はちょっともどかしいですが続けていると、これもこれでいい練習だなぁ、と思いました。

 

皆さんもぜひ、全然間違っててもいいので、少量のOutputの練習を「書く」ことでやってみてはいかがでしょうか?え、英語でメモとるんだ、とちょっと感心もされます(笑)

 

 

Leon

スマホで通勤途中で学習するなら

スマホで学習。通勤途中にやっています、という話をよく聞きます。中には電車の中だけで英会話を上達させよう、という試みも聞きますが、正直、やっぱりそれはちょっと難しいんじゃないでしょうか・・・(笑)

 

電車の中の学習の致命的な欠点は

 

「声を出せない」

 

ことです(普通の神経を持っているならば)。まぁ、外国人と一緒に通う、その時の会話を全て英語で、というならば効果ありますが、一人でやるならば、やはりこの「声が出せない」というのは今ひとつです。

 

安河内哲也先生はトレーニングの50%以上を音読に当てるくらいで丁度いい、と言っています。僕もShadowingを始めとする「音読」はとても大切だと実感していますので、英会話を全く声を出さないでマスターするのは、ほとんど無理だと思います。ですから、通勤時間だけで英会話を上達させるのは難しいと言えるでしょう。

 

とはいえ、一時間以上かけて通勤していたりする場合、この時間を無駄にするのはちょっと勿体無いですよね。

 

では、何をすべきか、なのですが、電車の中は「あまり集中できない」というのを考えたら、やはり「聞き流し」「多読」がいいでしょう。これのポイントはとにかく「量」なので、全て完璧に理解しようとせず、わかるところから何とか意味を拾いながら、とにかく先へさきへと行くのです。これを続けることは、必ず後日効果を実感します。

 

以前もこのことは書いているのですが、今日は本当にとてもいいアプリ、しかも「タダ」のものを生徒さんに教えていただいたので、皆さんにもご紹介しようと思います。

 

「TuneIn Radio」

 

というアプリです。色々なインターネットラジオが聞ける(日本のも聞けますが、ここは英語ので!)アプリで、ポイントはあまり音楽のない局を選ぶことです。

 

これを通勤時間、しっかりと聞いてみてください。続けたら効果は絶大ですよ!

 

 

大量に色々なアプリを携帯に入れるのもいいのですが、出来れば少なくしぼったほうがシンプルでいいように僕は感じます。

 

また、人によるのですが、講義形式のものを電車の中で聞きながら、もどうでしょうか?何か知識を得よう、という時は集中して静かなところか、そういう場でメモをきちんととりながらやったほうが効率がいいと思います。

 

「TuneIn Radio」

 

是非試してみてください!

 

Leon

 

 

※電車の中で単語の暗記、文法問題の暗記(繰り返し)も悪くはないですが、何周もしてもう結構覚えている、という段階だと車内でも僕はすごくはかどります。でも、1周めだったら、やっぱり静かなところで一人で音読しながらやったほうが、断然効率は良かったです。

素直にThank youが無難

素直にThank youが無難

 

皆さんは、英語うまいですね、って褒められたら、なんて答えていますか?

 

僕が教室で教えている経験からいうと、恐らく98%の人が

 

Nonononono! No!

 

と、答えないでしょうか?英語に限らず、何でも僕達日本人はほめられると、

 

「そんなことないっすよ」「いや、全然です」「まだまだです」

 

と答えるのが普通だと思います。なぜなら、そういう文化だからです。

 

「その洋服、とてもお似合いですね」

 

と言って(そもそも、そんなこと言う奴いるのか、という話ですが)、

 

「あなたって優しいのね、どうもありがとう」

 

なんて答える奴がいたら、映画の日本語吹き替えになってしまいます。

 

普通は、いやいやいや、安物ですから、とか言うのが日本人にとっては

 

「自然な習慣」

 

です。最近は変わってきているみたいですが、例えば趣味でゴルフやる楽器やる、なんてのでも必ず一言、全然素人ですから・・・、とか下手の横好きで、などと謙遜するのではないでしょうか?

 

言葉は文法的に合っていても「自然なのかどうか」もとても重要です。このタバコは私によってたった今火をつけられた。文法合ってますが不自然ですよね。

 

そして、その「自然さ」はもう一つ、その国の「習慣」という観点から自然かどうか、というのもあるのです。

 

で、アメリカですが、褒められたら基本的に素直にありがとう、というのが自然です。そこでNo!などというのは、ちょっと違和感があるのです。失礼とかではなく、個人的な経験で言えばまさにただの「不自然」。

 

え?、と戸惑われます。

 

僕楽器やるんですよ、まだまだ下手ですけどね。と言っても、何回も「え?」と戸惑われました。

 

住んでいる内に、あっちは何かと褒めるのが、これはもう習慣なのだ、と悟りました。どっんなにへったくそに演奏しても、影ではいざしらず、Sounds great!!!(超よかったね!)と肩を叩かれたものです。複雑な気持ちでしたが。

 

ですから、英語うまいですね、と言われたら、無難に

 

Thank you

 

これで行きましょう!これが正解です。

 

Leon

文法がどうしても苦手な人は・・・?

どんな人が外国語習得に成功するか?

 

それは、主に5つ(英語教師のための第二言語習得論入門・白井恭弘)

 

1,若い 

 

2,母語が学習対象語に似ている

 

3,外国語学習適性が高い

 

4,動機付けが強い

 

5,学習法が効果的である

 

 

この5つの条件を満たしていれば、まず間違いなく外国語の学習は成功するそうです。

 

このうちの4と5が教師が変えられるところです。ここに英語教師は注目してクラスを準備して行うべきなのですが、動機付けが強い、に関しては例えば「受験」などがそうだと思います。

 

日本の受験英語が変わったらもっと日本人の英語力は変わる気がしますが、それとは別に動機については思うところがあります。

 

人間、モチベーション、ヤル気スイッチのようなものがあって、それが入ると、大量に行動できる!

 

と思われているところがありますが、実は逆のようです。

 

大量にやる → ヤル気がでる

 

のようですね。やる気がある → 大量にできる、ではないようです。

 

 

 

それはともかく、今日はこの5つのうちの「3、外国語学習適性が高い」に注目してみようと思います。

 

外国語学習適性とは、

 

1,耳が良い(聞いたのを覚えられる能力も含む) 2,文法的に理解するのが得意 3,暗記力が高い

 

の主に3つとなっています。

 

僕は常々、大人になってやるからには文法をやったほうが近道だ、と言っています。英語は「語順の言語」と言われているのでなおさらです。

 

とはいえ、今日書きたいのは、教室で色々な方をみていて・・・

 

どうっっっっしても、文法が苦手で仕方がない!

 

という方がいるのも事実なことです。例えば、僕の母親がそうでした(笑)。どんなに噛み砕いて基礎の基礎を文法的に解説しても、もうそうされるだけでイヤなのです(プロの歌手だったので発音だけはよかった・・・ということは耳がいいのでしょう)。

 

ちなみに、半年でToeicが400点前後から720点まで行った生徒さんがいますが、彼は英文法の大枠をすでにほとんど理解しています。ですから、文法が近道!というのは間違いがないと思っています。

 

とはいえ、じゃぁ、文法がどうしてもイヤな人はどうしたらいいのか?

 

実は、文法やれ、なんて人はかなり世界では少ない(今は)と言っていいです。そして、巷には英語を話す人が溢れかえっています。教室のある秋葉原なんかは本当にそうです。

 

まずは外国人の友達を作りましょう。そして、ここがポイントです。「間違いを恐れず」ジェスチャーなどを駆使していいので、とにかく「コミュニケーション」を英語でしてみましょう。英語しゃべれないのにそんなこと出来ない!と思うでしょうが、想像以上になんとかはなるものです。ネットなどもありますし、ヤル気になれば英語でコミュニケーションできる相手は数十年前に比べて格段に身の回りにあります。

 

間違いを恐れず・・・どころか、間違いは英会話習得の上でとても重要なことなのです。

 

そして、ものすごく簡単な英単語を覚えていきましょう。身の回りのことから。

 

聞き流し教材のようなものも良いでしょう。好きな海外ドラマを英語で見るのもとてもいいです。全く分からなくてもいいですし、日本語でみていてストーリーを知っている、というのでもOKです。

 

考えてみるといくら机に向かって高得点を取っても実際に外国人を前にするとかなりタジタジでカタコトになってしまう人に比べたら、かなり本当のコミュニケーション能力がつく方法だと思います。

 

そうやってある程度慣れてきたら、文法をちょこっとかじってみるのもいいと思いますよ!

 

 

Leon

ある程度しゃべれればいい人は何をやるべきか?

別にペラペラじゃなくていい、ある程度しゃべれればいい。

 

という声はよく聞きます。旅行で「ある程度」しゃべれればいいや、とか、ちょこっと道を聞かれた時にスムーズに話したい、という希望です。

 

まず、英検は2級ある、Toeicは730点以上ある、大学受験センター試験は8割はできた・・・

 

そういった方で、スムーズに話せない、というお悩みを持っていらっしゃる場合は「スピード」に問題がありますので、とにかくShadowingです。これがとても効きますし、大量に聞き流す練習も大切です。

 

ただし、英語が全く苦手、全然できない・・・

 

という方が、「ある程度しゃべれる」ようになるには、どうすればいいのか。

 

簡単な聞き流し教材か、それとも、とにかく外国人と沢山英語で話してみるのか?

 

それとも、単語を覚える?

 

色々と思いつくでしょうが、どうでしょうか?

 

僕は現場で教えていて感じるのですが、結局は「学校英語」ではないでしょうか。

 

なんだかんだ、学校英語はまぁ、ほぼ大丈夫、という方は例外なく皆

 

「ある程度は」

 

しゃべれています。旅行くらいできますし、外国人とBarなどで、本人は英語話せない・・・・と思い込んでいても、全然「ある程度」はしゃべっています。

 

ですから、後はスムーズに出る練習をするだけでいいのです。

 

僕が大学の時に、少人数の講義をとっていた小説家の関川夏央先生は数カ国語が話せるのですが、そのコツを聞くと、

 

どの言語も基礎をつけておく

 

というものでした。基礎をつけておいて、後は旅行の数日前に一夜漬け状態で詰め込めばなんとかなる、とおっしゃっていました。

 

つまり、「学校英語」は「基礎」ですし、その基礎を集中的に身につけてしまうことが実は「ある程度しゃべれる」ようになるコツなのです。

 

学校英語はあんまり楽しいものではないでしょうが、実は集中すれば3ヶ月でやれると僕は思っています。マスターする項目はせいぜい22項目。

 

話すために最低限必要な項目はそれくらいのものですし、これを理解したら例文をShadowing。

 

これを是非やってみてほしいですし、僕の新刊は(初めての出版)この22テーマをなるべく分かりやすくまとめたものです。

 

12/25完成の予定です!!宜しくお願い致します!

 

Leon

どんな時でもゼロにしない。

こんにちは!今週はバタバタしてしまったのと、トライアルがくじけてしまった(メルマガの読者の方や会員の方はご存知かと思います)のもあり、ついつい更新が遅れてしまいました。

 

初めての出版ですが、本の作成はなんとか順調に進み、12/25日完成の予定です。想像以上に細かく大変な作業、また初めてなので多くの至らないところもありで、担当編集者の方にだいぶご迷惑と手間をかけながら、二人三脚状態で取り組んでいます。

 

何かで、本は作者と編集者の共同作業という話を聞いたことがありましたが、本当にそうだな、と実感しました。

 

トライアル、というのは、

 

1,平日火曜ー金曜は飲まない、 2,ジャンクフードは食べない、  3,トータル100Km走る、というのを11/15まで!

 

と宣言したのですが、1と2が挫折してしまいました・・・。3はなんとかやっています。せめて100Kmは11/15までに走れるようにします。只今合計33.5Km、15までに完走をこれはせめて目指します。

 

さて、このように(・・・って、ただの意志の弱さか)色々と挫折したり、またバタバタしたりで思うように予定がいかないことは、ほぼ必ずあると思います。

 

ただ、英語のトレーニングに関しては、絶対にゼロにしないようにしています。これはなんだかんだ、留学時より続いているので、4年くらいはゼロの日、というのはありません。

 

思えば、ゼロにはしない、というのは結構低い目標のようですが、振り返ってみればこれは中々意味のあったことのような気がしています。

 

何をやるか、と言えば

 

1,Shadowingをする  2,英語を聞き流す、または読む  3,英語で外国人と会話する

 

このどれかを必ずやるのです。まぁ、今日は5分でいいや、そんな日があってもいいと思います。逆にそんな日があってもいいから、とにかくゼロを無くすこと。まずはここを目標にすれば気楽に続けていくことが出来るのではないでしょうか?

 

昨夜はハロウィンでしたが、英語教室のくせに、うちはハロウィンなのに予定のない人!と募集し、近所の村役場→鳥貴族、といういつものコースを生徒さん達と一緒にたどりました。

 

渋谷はすごかったそうですね。

 

御徒町近辺は、全くハロウィン臭ゼロ、子供のころはハロウィンなんか無かったですし、僕はこういうほうが落ち着きますね。

 

Leon