最近考えていることは、どうしたら本当に生徒さんの英語力が伸びるのか、ということです。
そうすることが、結果として教室としても成功できるのだ、と思っています。
生徒さんを、受験生を見ていた頃もいれたら、随分な数を見てきたと思います。
そうする中で、正直に言って、本当に伸びたなぁ、という人は一握り・・・とまでは言いませんが、でも、本人の望んでいた結果をまぁ、出せたな、という方はやはり一握りです。
振り返って、結果を出せた生徒さんに共通するのはたった一つです。
「やってます」
結構な量を。
逆に、多少やり方効率悪いなぁ、と見ていて感じても、やったのに全く伸びなかった人、というのを僕は一度も見たことがありません。
そんな折、ある本を読んでいて、教師は結局学習者の手助けをすることしか出来ない、という言葉を見つけました。
全くそうだ、と思います。
言ってしまえば、自分でやるしかないんです。ただ、それだと効率が悪い可能性がある。
また、どうしても本だけだとあまりにその分野に関する知識がないもので、理解できない、ということもあるでしょう。
そんな時は、プロに聞くのが早いと思います。
教師の第一条件はまずは「分かりやすく説明」することだからです。
とはいえ、SLA(第二言語習得論)でもその場で理解できたことが、習得できるというわけではない、ということがわかっています。理解できても、今度は定着させることをやはり「自分でしないと」使えるようにはならないわけです。
結局自習するしかないんです。
ですから、本当にいい先生の条件は何か、というと、生徒さんに家で自習させることの出来る人、ということになると思います。
実際、いい先生は、かっこいいから、優しいから、怖いから
でも何でもいいから、家に帰って机に子どもたちを向かわせる先生だ、と言われていました。
そこが中々難しいところなのですが(分かりやすく説明できる、どうしたら伸びるかわかっている、のは前提条件です)、どちらにせよ、学習するのは結局自分だ、というのは事実ですね。
Leon