よく生徒さんに、電車のなかで英語の勉強してます。
というお話を聞きます。実際によく目にしますよね。
その電車の中での学習を有効にする方法について、今日は書いてみようと思います。
まず大前提として、英会話はどうしたらしゃべれるようになるか、です。
理解できるものの「大量の」Input
です。なんだかんだ量です。僕はカウンセリングの際、大学受験をしたかどうかを尋ねています。それは何も相手の学歴を聞きたいわけではなくて、「受験勉強という大量のInput」を経験したかどうか、を知りたいだけなのです。それと、文法などの基礎力について。
中々どの学校行ったのか、というのも聞きづらいものなのですが、聞けそうな雰囲気ならばお尋ねしています。それによって、大体、どのようなことをどれだけ若い時に学習したのか、を知ることが出来るからです。
学校で習う、文法的に英文を分解し、分からない単語は辞書で引いて、完璧に日本語に訳す。こういう練習は日本人には有効だと思います。なぜならば、英語と日本語の語順があまりにも違うので、これをすることで
「理解できるものの、大量のInput」
での、「理解度」を大いに助けるからです。単語の暗記もそうです。
とはいえ、これらの練習がイケてないのは、「大量に」出来ないことと、英文を品詞分解して辞書で調べて・・・という作業じたいが、コミュニケーションとはかけ離れているからなのです。
つまり、英語をしゃべれるようになりたかったら、上のような
「勉強」
と
「大量のInput」
の両方が必要になります。「大量のInput」は全てわからなくてもいいから、とにかく沢山Inputするのです。具体的には、まずは「聴く」から始めるべきでしょう。しゃべれるようになるには。
僕は思うのですが、力加減はとても大切だと思います。時間は限られているわけですから、「勉強」は思いっきり集中してやるべきです。ですから、あまり電車の中は適さないのではないでしょうか?
逆に「大量のInput」は全部分かる必要はありませんし、それこそ片手間でいけます。
これこそが、電車の中でやるべきものだと僕は思います。
つまり、YoutubeでもPod castでもドラマでもなんでも、映画は難しいでしょうかね?
とにかく、好きなものを沢山「聞き流す」
これこそ、電車の中でやるべきことです。
さりげなく言いましたが、「好きなもの」をするべきです。勉強と思わずに。単純にもっと楽しんでいいんです。というか、
楽しむべきです。
何度も聴くのもいいですし、また分野を絞って(例えばメジャーリーグならそれ関連ばっかり、とか)聞きまくるのも効果があります。
すぐに伸びた!と実感はできないかもしれませんが、続けていれば必ず絶大な効果を実感しますよ!
Leon