日本人がなぜ英語下手だと思うか。
と、聞くと多くの外国人英語講師は、
Mindだ
と言います。間違いを気にしすぎる、恥ずかしがり屋すぎる、自信がなさすぎる・・・。
とにかく、ネガティブなんだ、と。
で、どうすればいいか、というと、
Have confidence!(自信を持て)
と言うんですね。
自信を持つ。自分を好きになる。ありのままで自分でいいんだよ。自分らしく。
思えばこんな言葉が氾濫した時期もありました。段々下火になってきたのでしょうか・・・?
ちなみに、この「自分らしく」
NYにいるときは、その意味がわかりました。本当に雑多な人種がいるので、そんな中で逆に「自分らしく」いることの重要さ、というか、意味が分かったのです。言葉にすると難しいのですが、StingのEnglishman in New York(ニューヨークのイギリス人。英語男って意味じゃないですよ)にこんな言葉があります。
Be yourself no matter what they say(他人がなんて言おうと、自分自身でいろ)
騒がしいきらびやかな大都会でも、イギリス人なら紳士でいるのがいいんです。Gentlemanは走らず、歩くんです。面倒な奴がいたなら、出来るだけスマートによけるのです。って、この歌の中でもあります。
じゃぁ、日本人が自分らしく、とはなんでしょうか。逆説的になりますが、
俺は俺らしく!
なんて、肩肘をはらず、常に他人の迷惑を考えて謙虚で控えめなところじゃないでしょうか。やや自虐的な冗談を好むのもいいじゃないですか。ただ、店員さんを呼んだだけで、店員さんはハイ喜んで、と飛んでくるのが日本です(牛角)。
・・・、って、これでは、外国人講師の言う、自信を持て!は中々実現できそうにありません。それに、どうも僕達はアメリカ人に憧れとともに、劣等感とまではいかなくても、でもビビる気持ちがありますよね。ない人はいいけど、僕はありました。
とはいえ、やはり英語でコミュニケーションをとるときは、はっきりと明るく、フレンドリーでOpen mindedに話す、相手の話を遮ってでも話す(そうすると、相手は自分に興味を持ってくれてる、と本当に思います。やってみてください)、ようなところは必要なんです。
すると、どうすればいいのか。
結局、僕の経験では、
「場数」
これに限るんじゃないでしょうか?
なるべく、前向きに、失敗もまぁ、するよ、と何度もヘコんだりもしながら、とにかく沢山、アメリカ人と話す機会を作る。やはり「量」です。Never give up!
いつか慣れる、というのは本当にそうなので、何度も失敗しつつも諦めずに続けていれば、「場慣れ」して、そんなに肩肘はらずに、また、英語がちょこっとできるからって誇らしげに話すことも無くなり(これって、傍で見ていて結構格好わるいです)、ごく自然体になっていくのではないでしょうか。
僕はそう思います。当たり前だろう、と思われるかもしれませんが、逆にこれ以外にはないんじゃないでしょうか。留学している方、日本でもアメリカ人が身近にいる方は、また、外国人の集まるBarなんかも沢山あります、悪い奴とわざわざ場数を踏むために付き合う必要はありませんが、やろうと思えば機会は今、山程あるんです。
ポイントは場数です!いつかは場慣れするので、どんどん積極的に活用したらいいのではないでしょうか?当教室のたこ焼きPartyなんかもおすすめですよ!
失敗してもいいんです。僕も山程失敗し、笑われ、さらにですよ、英会話教室やってるんです、英語の先生でしたし今もそうです。恐らく僕ほど英語をバカにされた人はいないと思います(笑)。それでも大丈夫。
諦めなければ、いつか場慣れします。普通に、さほど緊張せずに話せるようになります。先週もネイティブを面接をしましたが、まぁ、もう緊張することもなく、分からない言葉があればそれどういう意味?と聞けばいいんですし、なんとかなるものです。
そう、なんとかなるものですよ。続けていれば!
とにかく「場数」です。
Leon