こんにちは!相変わらず暑いですね!
さて、表題ですが、僕は思えば受験英語を10年、教室で今度は「英会話」を教え始めて2年、そう考えると結構沢山の生徒さんを見てきたことになります。
会って教えれば、大体、どんな生徒さんなのか、どれくらい伸びるのか「想像」はつきます。もちろん、予想以上に伸びる方もいればその逆もいるので、100%の予想なんて出来ませんが・・・。
そうした中で、意外かもしれませんが
「几帳面な」生徒さんが、実は伸び悩む
という現実を何度も見てきました。
几帳面、というのは、ぴしっと線を引くのでも定規を使ったり、マーカーをすごく使い分けてノートを作ったり、果ては今にも販売できそうな内容に仕上げてきたり(見た目的に)、付箋をものすごくびっしりと貼ったり etc etc…
東大生のノート、というような本をちょこっと読んだことがあり、必ずしもこういう几帳面さが悪いわけじゃないようなのですが、問題なのは、
几帳面なノートを作ることにパワーを使い果たしてしまって、肝心の英語トレーニングが出来ていない
という状態です。
受験生ですら、時間が膨大にあるようで、英語だけやってるわけにはいきません。他にも科目はありますし、やはりそんなに時間は無いのです。つまり、効率が求められるということです。
ノートを綺麗にとることに時間をとられ、肝心のShadowingや暗記などが出来ないのでしたら、それは、バーベルを沢山買い込んで、いつもそれを磨きあげて終わっているのと一緒です。
何のためにそれを買ったのか、といえば、筋肉を鍛えるためのはずです。多少汚くても、とりあえずそれを上げ下げしていることのほうが筋肉はつくのではないでしょうか。
アメリカ人がよく日本人をからかうのが、車来てないのに皆赤信号で止まっている、ということです。交通事故を防ぐはずの信号なんだから、車来てないなら渡ってもいいわけです。
まぁ、これはまた別の例としても、とにかく、英語の学習時間が案外
英語のトレーニング以外のことに時間を結構とられている
という場合は、もう一度時間の使い方を考える必要がありそうです。
Leon