ネイティブに習うほうが絶対にいい?


イマージョン教育という言葉があります。

 

たとえば算数などを全部英語で習うプログラムで、要は英語のシャワーをなにかしながら浴びることで語学を苦労すること無く習得してしまおう、というものです。

 

数日間、思い切って英語のみ使う強化合宿などもその一部ですよね。

 

今日、教室で自分の英文をネイティブ講師に添削してもらっていて、とても勉強になったのは、現在形ってあくまで、

 

未来、過去もゆるく含んだ今の話

 

なので(習慣とか)、意外となんでもかんでも文章で現在形を使うのは、彼らには違和感があるんだな、と分かったことです。結構厳密にHave +過去分詞を使っていて、人によっては、Have +過去分詞なんかほとんど使わないから、という人もいたりするので、そこもまた、面白いところでした。

 

という風に、ある程度の英語の基礎と会話力が、まぁ、あるならばネイティブと話しているだけで多くの発見があります。

 

ただし、ここがポイントです。

 

会話できるレベルになっていないところから、ただ英語のシャワーを浴びるだけでうまくなるのには、相当に時間がかかる

 

ということです。

 

子供ですら、一説によると、週最低でも英語のみの時間が20時間、それを2~3年やってやっと習熟できる、とか。これはもうインターナショナルスクールに行くとかしかないですよね。もちろん、日本語での教育を受けるのは無理です。この上更に日本語で勉強させたら、確実に頭おかしくなってしまいますよ!

 

とにかくネイティブと沢山話して「慣れる」という習得法があって、楽なのも確かです。

 

ただ、それには死ぬほど時間がかかる、ということです。恐らく、日本に住んでいたら不可能ですし、留学するしかないでしょう。その留学だって、全く言葉がしゃべれない状況での留学ですから、想像以上の苦難だと思いますよ。

 

よく、ネイティブ英語スピーカーが言うのが、文法なんかイラない、というものです。

 

ただし、色々話していると、そう言っている彼らは英文法なんか全く知らないのです。三単現のsすら知らず、それを言うと、そういえばそうだね!面白い~!と驚かれたことすらあります。

 

英語は「語順の言語」ですから、やはりどう考えても、基本のところの文法は抑えてしまったほうが早いですし、そんなに時間もかかるわけじゃないのですから、近道だと思います。

 

慣れる練習も大切なのですが、基礎から日本人に合ったトレーニング方法を教えてくれるネイティブの先生に習わないと、ヘタするとただ外国人とすごす時間を高いお金を払って買っているだけ、という状況になりかねませんね。

 

要は自習が大事で、自習方法を教えてくれる先生じゃないと中々英語は伸びないのではないでしょうか?

 

 

Leon

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です