月別アーカイブ: 2015年6月

先生ではないネイティブ講師

もしもあなたがアメリカ人で、日本に恋人がいるもんで日本にいるとします。

 

当然お金がいりますよね?アルバイトを探すとします。

 

何が一番、楽で実入りがいいと思いますか?

 

もうこれ、1億%

 

英会話講師

 

です。

 

 

 

 

これだったら、まず職場で日本語を話す必要がありません。

 

今日も教室に来る途中御徒町のローソンに寄ったのですが、東南アジアの人たちがアルバイトをしていました。そして、なんとか日本語を使って懸命に働いている。時給だって、そんなによかないでしょう。交通費なんか出ているんでしょうか(知りませんが・・・)。

 

それに比べたら、英会話講師は時給で換算すれば間違いなく倍以上、交通費だってちゃんとしたところなら出るでしょう。

 

そして、何より、楽なのです。教科書にそって、基本、自国語(英語)で話していればいいわけですから。

 

少しキャリアがついてくると、こういうでしょう。

 

日本語で教えないほうがいい。

 

日本語をマスターしている人がいうならいいのですが、たいてい、そう言う人は日本語が話せません。

 

僕は受験英語を10年、英会話は約3年教えていますが、そうして次第に分かってきたこと。

 

日本人には英会話に対して、2つの層がある、と。

 

 

 

第一層 そもそも英語を「話す」レベルにすら達していない

 

第二層 なんとかはしゃべれる

 

 

 

 

この第二層、なんとかはしゃべれる、方たちにとっては、全部英語で教えていいと思います。

 

ただし、この第一層、「話す」レベルに達していない方々に英語で教えるのは絶対に遠回りだとほぼ確信しています。

 

考えてみたら、NYで日本語をアルバイトで教えていたときは英語でちゃんと教えていましたし、今思い返しても、彼らにいくら優しくゆっくり話したところで、もしも全部日本語で教えていたら、即刻やめられていたでしょう。うちの日本語、韓国語も話せるDre先生も、最初は英語で習ったと言っていました。

 

 

 

 

日本語で基礎と英会話トレーニングの仕方をしっかりと手とり足取り教えた方が、僕は効果を実感しています。

 

楽しく続けることはとても大事です。でも、今のネイティブの先生、もしかして楽しくて陽気なだけだったりはしないですか?ただ、英語話しているだけの何十分だったりしませんか?

 

僕の父は職人ですが、実は、教職、教えることも「技術」です。職人の世界なのです。本当は、決して楽で簡単で時給もいい、なんていう仕事ではないのです。

 

この先生はえてくれているのかどうか」、一度見なおしてみるのもいいと思います。

 

一つのポイントは宿題をちゃんと出してくれるかどうか、ではないでしょうか。

 

 

Leon

負荷を感じないと意味がない!

最近はいかに大量にやっているか、要はここだ、という話を書いてきました。

 

それは、本当にそうです。

 

たとえ効率悪くても、結局沢山やり続けた人がなんだかんだ伸びているのが、目の前に起こってきた事実です。

 

 

 

が、やはり、効率の良いやり方、悪いやり方、というのももちろんあります。

 

では、それはどんな練習なのか?

 

単純に言って、筋トレと一緒です。

 

負荷がかかっているかどうか

 

です。

 

 

 

例えば、電車の中で単語集を眺めている人がいますよね?それって、負荷がかかっていますか?

 

それだったら、めんどくさくても、英単語の部分を隠し、日本語を見て英単語を、えーーーっと、なんだったっけ・・・、と、脳に汗をかきながらちょこっとずつ進んでいくことの方がはるかに負荷がかかっています

 

英語を聞き流すだけ、だったら簡単ですよね?負荷はかかりません。

 

でも、それをまず品詞分解して、単語も調べて意味を100%理解し、その上でさらに、それを見ないでShadowingしてみてください。やってみると分かりますが、中々出来ないですし、怪しいところはほぼ確実にShadowingできません。それを巻き戻し、英文を見直し、なんどもなんども再生を繰り返してShadowingできるようにする。

 

これはものすごく負荷がかかりますし、とてもじゃないけど長時間なんて出来ません。

 

また、これがものすごく多くの人がしてしまう間違いなのですが・・・

 

英文を四苦八苦してノートに書き写すことって、案外意味がないです!単語を何十回かく、とかもそうです。

 

作業自体が面倒なので、また時間もかかるため、ものすごく頑張った気がしてしまうのですが、それ自体はただ英文を書き写しているだけの、そんなに

 

負荷のかからない

 

練習です。

 

その時間と根性があったら是非、書き写し労力と時間をShadowingに当ててください。

 

 

 

 

 

また、基礎文法の学習自体も、面倒ですしイヤなのも分かるのですが、最近、感じていることがあります。

 

結局、それはやはり、避けて通れないのではないか?ということです。

 

英語のうまい人はだって、皆、基礎文法を理解しているじゃないですか。ここ怪しいのにぺらぺらという人にはたったの1人も会ったことありません

 

元々喋れる人は、感覚で、そうでない人はある時期勉強してやはり身につけている。

 

会話しているだけで、自然と覚えていく、というのが、どうーーーーーしても僕には理解が出来ないのです。

 

本当か?と。

 

遊んでるだけで英会話身につくなんて、それこそ負荷ゼロですし、夢のようですが、どうなんでしょうね?

 

ダイエットだって、好きなものたらふく食べて運動もしないで寝てばかりいて、それでどんどん痩せていくなら、そりゃもうガンですよ。

 

やはり、そんなおいしい話なんかないのではないでしょうか?

 

文法の学習も、それは負荷のかかるつまらん練習です。

 

でも、負荷のかかる練習=イケてる、の法則にあてはめれば、やっぱり必要なんじゃないでしょうか?

 

僕は少なくとも、必要だと思っています。

 

 

Leon

大金持ちをランチに誘え!

先日参加した朝活会で紹介された本

 

「大金持ちをランチに誘え! ダン・S・ケネディ」

 

金持ちになりたかったら、金持ちを昼食に誘わないとダメだよ

 

という本かな、くらいに考えていたのですが、それは本の中のほんの一部。

 

成功者たちに共通するものを、7つであるとか13とか、色々とあげた本がベストセラーになっていますが、この本はあえてあげるとしたらなんだろうか。

 

という主題で書かれたものでした。

 

色々な気付きがありましたが、要は「行動」である、Just do it!

 

成功している人は皆ものすごい量の「行動」をしている。逆にいつも誰かや世の中のせいにして自分の不運をなげく人、不公平をなげく人は、なんだかんだ

 

たいしてやっていない

 

というところに、非常に感銘を受けました。あまり気合などは関係ないのです。

 

むしろ、気合が入っているからやるようになるのではなくて、やるから気合も湧いてくるようです。

 

「行動」のみが、自分の未来を変えられるのです。

 

考えたらそうじゃないですか。何を当たり前のこと!と言われるかもしれませんが、ゴチャゴチャ考える前に痩せられない人は、やはり太るもの食べているのです。運動していないのです。

 

それだけです。

 

英語ももう長年教えてきましたが、本当にそうです。

 

モチベーションが大事、動機が大事、といいますが、本当にそうでしょうか?

 

この前生徒さんと、飲み会で話していて、レオンさんが英語に興味を持ったきっかけって何ですか?と聞かれて、言葉につまりました。

 

正直をいえば、塾講師の時給がよかったので始めたのであって、特に英語に興味などなかったですし、強い憧れもなし、20代、心はアメリカイギリスよりもむしろフィリピンに向いていて、大学ではタガログ語の講座をとっていたくらいです。

 

そんな気合の無さなのに、何故まぁ、そこそこに英語が話せるようになってしまったのか、といえば、仕事というのもあり、なんだかんだで

 

英語を勉強したから

 

です。それだけのことです。

 

確かに、筋のいい悪い、語学の才能のあるなし、というのは生徒さんを見ていてもあります。ありますが、それは

 

語学習得に成功するかどうかには、あまり関係がない

 

と実感しています。慰めなんかじゃありません。本当にそうです。

 

ちょこっと最初、人よりできたところで、本当不思議なのですが、そういう方に限って、結構早い段階で辞めてしまいますし、逆に不器用な人(皆じゃないですよ!)ほど、ものすごい量をやって、実際に伸ばしているのを何度も目にしています。

 

そう、今までの先生やってきた経験を振り返ると、伸びる人はみんな、そう、本当に全員です。

 

沢山やっています!

 

イマイチ伸びないなぁ・・・、という方は、やり方を疑うよりも、まずは自分がどれだけやっているか、見なおしてみるといいかと思います。

 

実際、1日30分も英語トレーニングしていない人がほとんどなのではないでしょうか?

 

 

 

Leon

質問しないのは結構アメリカ人からすると失礼!

アメリカ人ネイティブ講師がこぼす不満の一つに、

 

生徒が全然質問してこない!

 

というのがあります。

 

質問してこない、というのはすなわち、コミュニケーションが講師からの一方通行で、あちらは黙っているだけとなりがちなので、

 

沈黙を嫌う

 

アメリカ人にとっては、とてもストレスなのです。

 

日本人は基本的に

 

真面目で礼儀正しいのが礼儀

 

ですが、アメリカ人はそこのところが少し違います。もちろん、礼儀正しいのは大切なのですが、それに加え

 

フレンドリーなのもマナー

 

なのです。何も脳天気だからいつも明るいわけではなく、他人種が交わり合って生活していく上では、それも礼儀だったりします。

 

ですから、遠慮している、恥ずかしい、そもそも英語しゃべれねーし・・・、などなど色々な理由があれど、質問もせず黙っているのは結構失礼な印象を与えてしまいます。

 

僕も気分の多少沈んでいるときでも、アメリカ人と会うときはわざとでも少し明るく接するように、と気をつけています。

 

英語で会話する、というのは確かにネイティブではない僕達にとってはストレスかもしれませんが、そこは無理にでも明るくフレンドリーにするべきですし、大切なのは

 

質問する

 

ことです。そのためにはWh疑問詞(WhenとかWhereとか、What kind of~とか)を自在に使いこなせるようになる必要があります。

 

もしもその辺あやしかったら、こちらで確認してみてください。

 

→ http://leonyokoyama.com/004.html (Web英会話教室 疑問詞)

 

 

Leon