大人になってから(思春期を過ぎてから)ネイティブ並になることは可能なのか。
そういう実験があります。この実験は、言語をネイティブ並に習得するのに、何歳までなら可能という境目はあるのか、を明らかにするためです。
そうした結果、確かにネイティブ並になる人がいることは事実なようです。
ですが、詳しく調べるとやはり文法だったり、語彙の使い方が微妙に間違っていたりするそうです。例えば、21でエジプトにわたったイギリス人女性が2年半で学校で勉強することなく、ほぼネイティブ並になったそうです。
ところが、詳しく調べてみると本当のネイティブと比べると少し、文法的な間違いがあったそうです。
しかし、全く勉強しないで、2年半住んでいるだけでネイティブ並になれるなんて、恐らく語学の才能が凄まじい女性だったのでしょうね。周りをみたって、日本で生まれ育ったのと全く一緒のアメリカ人なんていますか?
とはいえ、こっちの実験のほうが僕には面白かったのですが、英語ネイティブの人の講義テープを学生に聞かせ、中国人の写真とアメリカ人の写真をそれぞれのグループに見せて判断させた結果です。
全く同じテープなのに、中国人の写真のものの方が発音悪いし、講義の内容もよくわからん!と多くの学生が言ったのです。
つまりネイティブかどうか、なんて結構テキトーなんだな、ということです。
更に、これが僕らと違うところですが、何よりもアメリカなんかは特に、色んな国のアクセントの人らが入り混じって暮らしている、という現実です。
当然、ものすごく英語の下手な人もいます。日本人発音悪いったって、イタリア人やフランス人だってひどいものでした。しかし、ここが違う。
彼らは、まっっっっっっっっったく、気にしてない
結局、こういっては何ですが、ネイティブ並かどうかなんかはどうでもいいのではないでしょうか?
遼くんの英語がどう、錦織くんの英語がどう、間違ってる云々、なんというか、日本人って本当に同胞が英語しゃべってるのが気に食わないのか、どうも厳しすぎる視線をおくるものですが、絶対に悪い癖だと思います!
ただ、全くしゃべれないんじゃそれ以前なので、その練習はある期間しよう!
ということで、いいんじゃないでしょうか?それと笑顔です。これが一番大事ですよ、本当!
Leon