日別アーカイブ: 2015年6月4日

先生ではないネイティブ講師

もしもあなたがアメリカ人で、日本に恋人がいるもんで日本にいるとします。

 

当然お金がいりますよね?アルバイトを探すとします。

 

何が一番、楽で実入りがいいと思いますか?

 

もうこれ、1億%

 

英会話講師

 

です。

 

 

 

 

これだったら、まず職場で日本語を話す必要がありません。

 

今日も教室に来る途中御徒町のローソンに寄ったのですが、東南アジアの人たちがアルバイトをしていました。そして、なんとか日本語を使って懸命に働いている。時給だって、そんなによかないでしょう。交通費なんか出ているんでしょうか(知りませんが・・・)。

 

それに比べたら、英会話講師は時給で換算すれば間違いなく倍以上、交通費だってちゃんとしたところなら出るでしょう。

 

そして、何より、楽なのです。教科書にそって、基本、自国語(英語)で話していればいいわけですから。

 

少しキャリアがついてくると、こういうでしょう。

 

日本語で教えないほうがいい。

 

日本語をマスターしている人がいうならいいのですが、たいてい、そう言う人は日本語が話せません。

 

僕は受験英語を10年、英会話は約3年教えていますが、そうして次第に分かってきたこと。

 

日本人には英会話に対して、2つの層がある、と。

 

 

 

第一層 そもそも英語を「話す」レベルにすら達していない

 

第二層 なんとかはしゃべれる

 

 

 

 

この第二層、なんとかはしゃべれる、方たちにとっては、全部英語で教えていいと思います。

 

ただし、この第一層、「話す」レベルに達していない方々に英語で教えるのは絶対に遠回りだとほぼ確信しています。

 

考えてみたら、NYで日本語をアルバイトで教えていたときは英語でちゃんと教えていましたし、今思い返しても、彼らにいくら優しくゆっくり話したところで、もしも全部日本語で教えていたら、即刻やめられていたでしょう。うちの日本語、韓国語も話せるDre先生も、最初は英語で習ったと言っていました。

 

 

 

 

日本語で基礎と英会話トレーニングの仕方をしっかりと手とり足取り教えた方が、僕は効果を実感しています。

 

楽しく続けることはとても大事です。でも、今のネイティブの先生、もしかして楽しくて陽気なだけだったりはしないですか?ただ、英語話しているだけの何十分だったりしませんか?

 

僕の父は職人ですが、実は、教職、教えることも「技術」です。職人の世界なのです。本当は、決して楽で簡単で時給もいい、なんていう仕事ではないのです。

 

この先生はえてくれているのかどうか」、一度見なおしてみるのもいいと思います。

 

一つのポイントは宿題をちゃんと出してくれるかどうか、ではないでしょうか。

 

 

Leon