まずはListeningから鍛えるべきだ、とはよく聞きます。
僕も本当にそうだと思います。というのも、会話が全く成り立たないときって、要は
相手が何を言っているのか、本当に全くわからない!
時だからです。ある程度でもいいので、なんとか相手の言っていることがわかれば、どうにかはなります。
ということで、電車の中で、職場で(環境が許すならば)、ちょこっと空いた時間にCNNを、オバマ大統領の演説を、海外ドラマを可能な限り流している。海外のテレビ番組をとりあえずつけている。
という話をよく聞くのですが、しかし、ここで注意しないといけないことがあります。
それって、せめて最低でも60%くらいは理解できていますか?
もし、ほぼ全く分からず、実際はBGMと同じになってしまっているのでしたら、その効果は実は
ほとんどありません!
アラブ語(僕はYes,Noすらわかりません)のラジオをたとえ1日10時間、3年間聞き続けたとして、アラブ語ぺらぺらになれるでしょうか?
恐らく、無理でしょう。
そう、聞き流しも効果的な練習方法なのですが、ただし、ここが大事なのです。
「ある程度理解している」ものを聞く
ことが重要です。
ですから、長時間ほとんど理解できないものを聞き流すよりは、それならむしろ、
集中して深く理解したものを短時間聞く
方がよほど効果があります。
ですので、Listeningの練習とはいえ、Readingも必ず入ってくるべきです。聞こえたものを、文章で確認して深く理解することが大切になります。
単語ももちろん理解する必要がありますが、英語の場合は構造、形も理解しないといけませんね。
それこそが「文法」、英語の基礎になります。
Listeningの練習してるよ!という方、実はただのBGMになっていないか、今一度確認してみてください!
Leon