僕達が頻繁に間違えるものに
BorrowとLend
があります。
両方とも、日本語では「カス」という動詞を活用させて使っているので、つい同じに思ってしまうのです。漢字にすると違うのですが、それすら、あれ、どっちだっけ?となりませんか?
とにかく、僕達は、お金を「かして」というときも「かしてあげるよ」というときも、あまり区別していないので、英語もついちゃんと分けないで使ってしまうのです。
ところが、これがネイティブスピーカーからすると結構の違和感。なぜなら、2つは全く違う言葉だからです。
RainとCandyが両方ともアメになるのも、アメリカ人からするとなんじゃそりゃ!、みたいなものです。
お金を借りるとき、動かせるものをタダで借りるとき(鉛筆かして、等)
→ Borrow
お金を貸すとき、動かせるものをタダで貸すとき
→ Lend
これをアメリカ人講師Wesに言ったら彼はとても驚いていました。そして、それについての動画もすぐに作りました(笑)
ちなみに、トイレはCan I use the bathroom?といったかんじで、日本語ではトイレ「貸して」だからって、Borrowを使うと、トイレを家に持って帰られてしまうように感じるそうです。
こういった、母国語が第2外国語に影響してしまうことを
言語の転移
と言います。気をつけていると、日本語を学ぶアメリカ人にも結構みえて面白いですよ。もちろん、バカにしちゃいけませんが。外国語を話す人の間違いをバカにするのは中々に低劣なことです。
Leon