scaring, scaredの使い分けかたって結構あいまいじゃないですか?
●●をする → Active
●●される → Passive
英語はこれをすごく厳密にわけます。
日本語は、その辺曖昧なのですが、英語はそこが違うんですよね。
で、よくConfusingするのが、この-ingを使うのか-edを使うのか、ということです。
さりげなくconfusing(戸惑う)といいましたが、これも然りです。
基本的に
●●する → -ing
●●される → -ed
となります。
This grammar is confusing
この文法はよくわかんない、という時にこう言えるのですが、この文法自体はどうでしょう。困るのか、困らされるのか。正解は困らせるんですよね。●●する側ですから、Active。よって、-ingを使うので、Confusingを使います。
I’m very confused.
本当に困惑させられるよ、という時は、私自体に注目です。私は、困らせるのか、困らされるのか。日本語ではなく、事象をとらえてください。英語を話すときに、この感覚は結構大事です。
日本語を直訳するのではなく、事象をとらえて英語で表すのです。
もっといえば、英語で外国人と話すコツは、頭の中から完全に日本語を追い出すことです。頭に日本語思い浮かべながら話していると、スムーズに話せませんし、実に疲れます。
さぁ、上の文。私は困らされるわけですよね、何かに。だから、●●される側ですから、Passive。よって、
confusedが正解です。
さて、ScaringとScared。前者がActiveで後者がPassiveですが、これも一緒。
A cockroach is scaring!
実際にこういっている人を見たことがあります。ゴキブリは怖がらせるのですから、こうなります。
ゴキブリは怖い!
でもどうでしょうか。本当は
A cockroach is scared.
じゃないでしょうか?人間の方がはるかにデカく、また見つけられたが最後、ほぼ確実に殺害されますからね。
ゴキブリは怖い、でしょう。人間が。
日本語では一緒(両方、ゴキブリは怖い)でも、英語ではこのように厳密に分けるのです。
だから、人が感情を表すときはほとんどPassiveです。なぜなら自分は興奮させられる(excited)、驚かされる(amazed)、感動させられる(moved)なのですから。
Leon