日別アーカイブ: 2015年4月22日

Scaring? Scared? ネイティブと話してて、このへんが曖昧なあなたへ

scaring, scaredの使い分けかたって結構あいまいじゃないですか?

 

●●をする → Active

●●される → Passive

 

英語はこれをすごく厳密にわけます。

 

日本語は、その辺曖昧なのですが、英語はそこが違うんですよね。

 

で、よくConfusingするのが、この-ingを使うのか-edを使うのか、ということです。

 

さりげなくconfusing(戸惑う)といいましたが、これも然りです。

 

基本的に

 

●●する → -ing
●●される → -ed

 

となります。

 

This grammar is confusing

 

この文法はよくわかんない、という時にこう言えるのですが、この文法自体はどうでしょう。困るのか、困らされるのか。正解は困らせるんですよね。●●する側ですから、Active。よって、-ingを使うので、Confusingを使います。

 

I’m very confused.

 

本当に困惑させられるよ、という時は、私自体に注目です。私は、困らせるのか、困らされるのか。日本語ではなく、事象をとらえてください。英語を話すときに、この感覚は結構大事です。

 

日本語を直訳するのではなく、事象をとらえて英語で表すのです。

 

もっといえば、英語で外国人と話すコツは、頭の中から完全に日本語を追い出すことです。頭に日本語思い浮かべながら話していると、スムーズに話せませんし、実に疲れます。

 

さぁ、上の文。私は困らされるわけですよね、何かに。だから、●●される側ですから、Passive。よって、

 

confusedが正解です。

 

さて、ScaringとScared。前者がActiveで後者がPassiveですが、これも一緒。

 

A cockroach is scaring!

 

実際にこういっている人を見たことがあります。ゴキブリは怖がらせるのですから、こうなります。

ゴキブリは怖い!

 

でもどうでしょうか。本当は

 

A cockroach is scared.

 

じゃないでしょうか?人間の方がはるかにデカく、また見つけられたが最後、ほぼ確実に殺害されますからね。

 

ゴキブリは怖い、でしょう。人間が。

 

日本語では一緒(両方、ゴキブリは怖い)でも、英語ではこのように厳密に分けるのです。

 

だから、人が感情を表すときはほとんどPassiveです。なぜなら自分は興奮させられる(excited)、驚かされる(amazed)、感動させられる(moved)なのですから。

 

 

Leon