先生によっては、家で結局単語集をやったって忘れちゃうし、実際には使えないから意味ないよ、と言います。
僕はそれも一理あると思っていますし、中々Active単語にならないのもまた事実です。
ですので、僕は英会話学習している期間に、絶対にやってほしい3つのことの中には、この単語練習は入れていません。
文の中や、実際の会話の中で自然に学んでいくのでいいと思うからです。
それに、何よりもこの学習は根気がいりますし、人によっては不得意でものすごく苦痛に感じでしまうことがありますよね。ですから、僕はこれは絶対にやらないとダメだ!とは言いません。
とはいえ!
なんだかんだ、外国語習得には
語彙力
がものをいうのもまた事実です。特に上級者になりたかったら、あとはいかに語彙を増やすかでしかないでしょう。何を言っているのか聞こえなかったPartも中級以上は、要は知らなかった、という場合がほとんどです。
そして、知らない単語を短期間で集中的に増やせる、といった点で、やはり
単語集はとても使える
参考書です。その使い方のTips(コツ)を2つ、挙げてみたいと思います。
1,ヨコではなく、タテに覚える
たまに同じ語を何度も何度も書いていく人がいますよね?ヨコにひたすら同じ単語を書く。
これは効率が悪いです。罰としてならまだしも(笑)
そうではなく、単語帳があったら、ページの上から下へ、クイズ形式にして解いていくのです。赤いシートで隠したりしながら、日本語→英語でもいいですし、赤いシートで文の中の単語が隠れるもので練習するのもいいでしょう。英語→日本語、は、あまりオススメはしません。
クイズ形式に解きながら、間違ったのをCheckし、そこをまたやるのです。いつもクイズ形式にします。
その時、うーんと、なんだったっけ・・・
と頭の中で必死に思い出そうとしますよね。これをRetrievingというのですが、英単語の暗記にはこのRetrievingすることがとても大切なのです。
2,ごきげんよう方式でやる
これは実際に予備校時代、こうやってこの名前のまま教えられたのです。
ごきげんよう、というお昼の番組は
1日め Aさん Bさん Cさん
2日め Bさん Cさん Dさん
3日め Cさん Dさん Eさん
4日め Dさん Eさん Fさん
5日め Eさん Fさん Gさん
といった形で進行していきますよね?よく見てほしいのですが、3日め以降、Cさん、Dさん、Eさん、Fさんは3日間出演しています。
こういう形に進めていくのです。その日の課題をこなしたら、2日戻って同じくクイズ形式にして復習するのです。
実に面倒くさい、というのも分かるのですが、やってみるとこれが一番効率良いことが分かると思います。
そう、暗記も頭というよりも「作業」です。この繰り返しを、淡々とこなすだけです。
それでも、単語集終わらせたらすべてActive単語になっているか、というと、そう簡単でもありません。
簡単じゃないのですが、それでも、最近気がついたことがあります。
それは、
再会すると完全にActiveになる
という事です。
映画でも本でも雑誌でも、また、実際の会話でも、
あ、それこの前やったやつだ!
となると、実にインパクトに残ってほぼ確実にActive wordsになるのです。
今日もPrescription(処方箋)という語に人のFacebook記事で再会し、もうしばらくは忘れないと思います。
Leon