月別アーカイブ: 2015年3月

SVOCをつけられるようになる講座開催!

英語の学習の基本は

 

100%理解(単語チェック&SVOCつける) → 音読

 

を中心に添えることだ、と常々クラスで教えています。

 

それさえ出来てしまえば、実は一人でも結構英語は勉強できて力も伸ばしていけるものです。

 

とはいえ、そんな簡単に行かないのが、このうちの

 

SVOCをつける

 

です。

 

英語は「語順の言語」と言われていて、ネイティブと話していていつも思うのが、語順を間違うとびっくりするくらい通じない!ということです。本当に通じません。てにをは、で膠のように言葉をつないでいく日本語とは全然違う言語なんですね。

 

ですので、英語の語順によって、どの単語がどの役割をしているのか、

 

英文を構造的に瞬時に見る力

 

は、結構大事です。

 

そして、ここをちゃんとマスターしているか、していないか、が、

 

中級以上と初心者を分けている!

 

というのが、僕の実感です。ここができている方は、なんだかんだ、ネイティブの人と英会話やディスカッションを楽しんだり映画を見たり、好きな本を読んだりしながら自然に英語を身につけていくことも可能です。

 

ところが、ここが出来ていないと、いくらネイティブと話しても映画をみてもDVDをみても、

 

英語はなかなか伸びません!(子供は別)

 

いつまでも、なんとなく曖昧にしか分からないのです。

 

英文を100%理解して音読するのがコツといいましたが、英語を100%理解するには

 

このSVOCの知識が不可欠

 

です。

 

そして、これは日本語で学んでしまったほうがとても効率がいいと思います。

 

会話のためには動詞を中心にやっていき、ものすごい細かいところはすっ飛ばして、まずは必要なところを集中的に講義していきます。

 

これが、超集中・SVOCがつけられるようになる講座!

 

今週の土曜日、16時より、参加費は2000円の2時間講座。講師は校長が自ら行います。予備校・塾で10年間もこれは教えていた上に、NYで言語上の苦難も味わったので、まさに使える英語のための基礎をお教え出来ると思います。

 

会員様ではない方の参加も是非お待ちしております!

 

Leon

アメリカではフレンドリーがマナー?

こんにちは!なんだかんだ、寒いですね。油断していると、実は2月初めの寒さ、などと言われ困惑する今日このごろです。

 

さて、とある本でネイティブ講師からよく出る苦情ベスト5なるものがありました。

 

その中に、日本人の生徒さんが無反応すぎてやりづらい、というものがランクインしています。

 

そして、その裏には、彼らは(とくにあまりまだ日本人を知らないネイティブ講師は)、寂しいな、とっつきづらいな、というだけでなく

 

失礼だ

 

と、感じている場合が多いのを、僕達は知らないといけません。

 

というのも、アメリカでは(まぁ、アメリカといっても広いので一概には言えませんが、一般的に、という意味で)

 

 フレンドリーなのがマナー

 

だからです。

 

目上の人もファーストネームで呼び合う文化、また、やたら明るくはしゃぐアメリカ人たちに、僕は最初あまりついていけず、この人達なんてノーテンキなんだ、と思ってましたが、違うんですよね。

 

あれは、それが礼儀なのでそうしているのです。

 

多民族がひしめきあう都市の中で、フレンドリーになるべく諍いをおこさずに時間をすごすために培われた文化なのだと思います。

 

日本では逆に新人があんまり飛ばして目立ってしまうのはかえって引かれますので、控えめにおとなしく、

 

まじめに接するのが礼儀

 

ですが、違うんですね。あちらでは、

 

フレンドリーなのがマナー

 

です。ですので、多少疲れていても快活に接する必要があると思います。まぁ、たまに疲れますけどね(笑)

 

 

Leon

なぜあともう一歩上にいけないのか?

ダイエットをしていると停滞期が訪れるといいますが(ちなみに、僕はダイエットでこれを経験したことがありません・・・)、英語学習においてもそれを経験することはあると思います。

 

もちろん、僕もあります。生徒さんからもよく聞きます。

 

なぜ、そうなってしまうのか、いくつかに分けて考えてみたいと思います。

 

 

その1 初級~初中級者  → 文法力が足りない

 

留学などしているのに、それなのに伸びない、いまいち、ノリでしゃべっている状態から先へ行けない。

 

そういう方のほとんどは「文法力」がかけています。要は基礎が欠けているのです。これではいくらアメリカに住んでいても、英語しゃべれない人からみると流暢にみえても実際は全然、という状態から中々抜けだせません。・・・子供は別ですが。

 

 

その2 中級者  → スピードが足りない

 

結構読める、文法もほぼ大丈夫だし品詞分解も出来る。なのに、いまいちたどたどしくしか話せない。という方は、スピードが欠けている場合が多いように思います。なにも早口で話せ、ということではなく、頭の中の変換のスピードというか英語脳がまだ出来上がっていないので、反応するまでに時間がかかってしまうのです。

 

対処法としては、

 

A:Shadowingの練習 (100%理解したもの → Shadowing めちゃくちゃ反復)

 

B:大量のInput (ある程度わかるものを、沢山聞く。反復を沢山する必要はないが、それでも同じのを2,3回聞くのも有効)

 

C:とにかく英語で話す機会をもっと持つようにする

 

 

 

 その3 上級者 → 語彙力が足りない

 

もう結構しゃべれる、Toeicも900いくし、CNNなんかも大体の話はつかめる・・・んだけども、やはりまだネイティブとしゃべるのに全部わかってるわけじゃない。

 

いや、正直、ネイティブに囲まれて日本人一人だと厳しい・・・という方は、語彙です。

 

ここから上はより「正確さ」が求められます。注意深く顧みると、要は

 

 知らないから分からない

 

ということが多くないでしょうか?語彙を今の何十倍にもするつもりでやれば、もう1ランク上の超上級者、え、本当に日本で育ったの?レベルに行けます。上級の語彙を面倒臭がらずに増やすようTryしてみてください。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

とはいえ、これは僕の経験ですが、僕も何度も「大人になって英語始めたし、もう無理なんじゃないか」と思ったことがあります。

 

それとネイティブにはなれないわけですから、もういいかな、と、何度諦めかけたか。

 

でも、そういうときって、もう一度冷静に日々をふりかえってみると

 

 要は全然英語勉強してない時

 

だったりしますよね。

 

多少やり方まずくても、とにかく続けていれば必ず変わります

 

ですので、その4に

 

最近あんま勉強してない

 

を、あげておこうと思います。

 

 

Leon

 

4

これで英語は伸びる!Leon Method!

英語はまず

 

自習70% コミュニケーション30%

 

というのを頭に入れておいてください。つまり

 

自習しないと絶対伸びません!

 

1日8時間、しかも英語だけで話す、という環境にいたら、自習なんてしないでいいのでしょうが、そういう方はまずいらっしゃらないのではないでしょうか?それならば、

 

自習は絶対に必要

 

です。じゃぁ、どんなことをやればいいのか?

 

 

Leon Method その1

 

100%理解した文 → 音読  × 数日かけて反復

 

(力をつける練習 ©安河内哲也先生)

 

大事なのは何を「100%理解」するか、で、それは

 

意味構文

 

です。SVOCに文章を分解できた上で、語彙も完璧に理解するのです。

 

音読とは、英文を読み上げるだけではなく、音声ファイルを流しながら読み上げたり(

Overlapping)、英文なしで聞いた音声だけを頼りに後からついて声にだすShadowingという練習も含みます。

 

 

 

Leon Method その2

 

60%くらいは雰囲気でわかるものを → 聞き流す

 

(慣れる練習 ©安河内哲也先生)

 

これは反復する必要はありません

 

実際の英会話でもそうですよね。全部隅々まで分かることなど、ネイティブと会話していたらほとんどないものです。雰囲気で全体をつかむ練習で、実はこれを繰り返すと頭がだんだんと英語脳にかわっていくのです。

 

この練習も大切で、60%くらいわかる、とは、話を知っているので(日本昔ばなし、の英語版など)わかる、でもOKです。

 

好きなもので気楽にやってみてください。読む、のもいいのですが、会話の上ではやはり聞いた方がいい(Listening)でしょう。

 

 

Leon Method その3

 

外国人と飲みに行く

 

これです。日本語の上手い人とじゃありませんよ(笑)。全編英語の飲み会・・・、って飲み会じゃなくてもいいのですが、とにかく

 

実戦

 

これです。実際に英会話をするのも、もちろんとても大切な練習です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

理想は

 

1を毎日 2は気が向いた時 3も週に1回は少なくとも

 

この形をうまくキープし続けられて英語が伸びないわけがありません!

 

要はLeon Method1,2が自習、3がコミュニケーションなんですね。これらをうまく回し続ける・・・

 

そう、

 

何よりも大事なのは

 

続けること!

 

です。

 

 

(じゃぁ、どれくらい続ければいいのか?僕は最近はカウンセリングの時に、うちの教室に通い続けるという意味でなくて、ご自分の中で英語に取り組む期間、もしも今ほぼしゃべれず、そこからまぁ、英語はなんとかなったかな、というレベルになるまでは

 

少なくとも3年

 

は見てください、とお話させていただいています。)

 

 

 

まぁ、Leon Methodとかいっても、これ、全てもうすでに提唱されていることの焼き直しですが、自分の経験、生徒さんたちを見ていた体験からも、これが

 

使える英会話力を伸す

 

秘訣だと確信しています!

 

 

Leon

 

 

ネイティブ講師と話すだけは英語ごっこ?とは本当か

英会話教室はものすごく沢山ありますが、そのうち、日本人講師がメインになっている英会話教室も中にはあります。

 

そして、そこのWebや広告などを見ていると、必ずといっていいほど目にするのが・・・

 

「ネイティブ講師と話すだけでは意味がない!」

 

というものです。

 

それどころか、

 

 「日本語で教えないと意味がない!」

 

と書いてある教室などもあります。

 

 

結論から言えば、僕の意見は

 

「初心者には」

 

そう思います。

 

まだ「会話できる」レベルにも達していない段階で、とにかくコミュニケーションを通じて「慣れる」教え方(アメリカの英語教育はこの傾向が強いように思います)で教えるには、ものすごく時間がかかりますし、少なくとも週に1日や2日しか来られないのでは、ほぼ間違いなく英語は伸びないでしょう。

 

とはいえ、中級者以上、Toeicも700点代くらいとっているのに、いまいち英語がうまくしゃべれない、という方にはどうでしょうか?

 

つまり、会話する「知識」は十分にあるのに、まだ「スピード」がない、というレベルの場合です(外国語に必要なのは「知識」と「スピード」です)。

 

 

僕はこのようなレベルの方こそ、どんどんネイティブ講師のコミュニケーション中心の授業を受けてほしいと思っています。その上で効果的な自習を続けていけば、かなり効果があると感じています。

 

僕達が英語が苦手な理由は、実は心理的な理由も大きいのをご存知でしょうか?

 

ネイティブスピーカーを前にすると緊張しませんか?

 

これが結構自分たちの英語でのコミュニケーションを妨げているのです。

 

それには、場数を踏んで「慣れていく」というのもとても大切です。

 

 

 

実際本日も、横でニュージャージー出身のDre先生のクラスを聞いていて、とても興味深かったですし、生徒さんも「楽しみながら」英会話の練習ができていたようです。

 

相手の国の文化や考え方を知るのも英会話にはとても大切です。

 

僕自身は日本語がうまいので(笑)ビギナーの方を中心に教えているのですが、早く基礎的な「知識」をつけてしまってネイティブの先生のクラスを受けてほしいとすら思っています。

 

 

ですので、僕はネイティブ講師による授業は英会話教室の魅力の一つだと考えています。

 

 

Leon

気の抜けたビール、は英語で?他、ビール関連

炭酸がぬけてしまった状態を英語では

 

Flat

 

といいます。

 

OMG! It’s flat!

 

気の抜けたビールを出された場合は、そう言ってみてください!(笑)OMGはOh My Godの略。メールだけでなく、実は声に出して言ってもOK!

 

ちなみに、生ビールは

 

Draft beer

 

です。

 

が、あちらの生ビールで美味しかった試しはほとんどなく、まず泡が無いうえに

 

tastes sour

 

酸っぱいです。

 

 

ちなみに、僕らついGood taste! Good smell!

 

と言ってしまいますが、英語は基本「V(動詞)」が最初にくるので、反対です。

 

Tastes good! Smells good!

 

のほうが自然に聞こえます。

 

 

といった具合に、あちらのDraft beerはあまりイケテないので、Bottled beer(瓶にはいったビール)がいいと思います。瓶ビールはまた、気が狂ったように冷えてることが多いので、夏には最高です!

 

が!

 

外で飲むと捕まります(NYは少なくともそう)。

 

茶色い袋に隠して飲んでるとまだいいらしく、デリなどに行くとそれに入れてくれたりします。

 

そして、Brown packが動詞化して、You should brown pack it(茶色い袋に入れた方がいいぞ)なんていい方もされていました。

 

まだ寒いですが、ビールあれこれでした。

 

 

Leon

死ぬほどヤル気がしないときの対処法

結局「継続」ですよ。何事も。

 

わかってるわ!そんなこと!

 

年を取ってくると、結局でも、そこだなぁ。と気がつく方は多いのではないでしょうか。

 

要は、良い結婚が出来るのも、収入を得るのも、おまけに長生きするのも(健康でいる、という意味で)現代は持って生まれた才能よりも

 

「意志力」

 

が、これらを決めるそうです。

 

とはいえ、これが実に難しく、それに失敗し続けるうちに月日があっという間にたってしまっていないでしょうか。今年こそ!と、何度意気込み、失敗し・・・の繰り返しをしている方がとても多いことと思います。まず第一に

 

校長

 

が、そうです。多少改善されてきてはいるのですが、基本的に死ぬほど怠け者ですし、受験三浪したのも、要はここだ、と思います。意志力が弱すぎて、勉強を「続けられなかった」のです。

 

NYでもそうで、それからはさすがにこれじゃぁ、もう一生こうだ、変わらない!

 

ということで、そういった「マインド」に関する本を結構読みました。

 

 

 

 

 

色々あるのですが、まず気分にムラがあって「続かない」人が理解しないといけないのは、

 

モチベーションが高いから「続く」、わけではない

 

ということです。モチベーションやヤル気がたぎっているから、何事も意識高く続けられる、わけではないのです。

 

なのに、みんな、なんとかしてその「モチベーション」「ヤル気」を起こしたくて、色々と苦心惨憺していらっしゃらないでしょうか。

 

そうではなくて、

 

やるから「ヤル気」が出る

 

のです。行動するから、脳の「意識」「ヤル気」も湧いてきます。

 

先にヤル気なるものがあって、行動にうつれるわけではないのです。

 

つまり「続けられない」自分をなんとか変えたかったら、

 

「やればいい」

 

んです。

 

 

 

 

死ぬほどヤル気がしないときの対処法は、ずばり「やる」ことです。

 

そうすると、本当に不思議と、さっきまでのものすごくダルかった気分がどこかへ行きます。

 

 

 

 

そのためのちょっとしたコツはなにか?色々あるみたいですが、僕は4つあげたいと思います。

 

1,意志力は伝染するので、意志力の高い人と定期的に接触をもつ

 

2,記録をとる(続けられた、ということを目にみえるようにする。ものすごくシンプルに記録するのも重要)

 

3,超簡単に出来るようにする(準備に時間がかかるようにしない。いつでもさっと出来る、のが理想。英語の勉強にはEvernoteが超おすすめです!音声も貼れますし、ほとんどのタブレットと同期できます。これにしてから死の二日酔いの日でもなんとか英語の勉強続けられてます)

 

 

 

そして何より、自分をあまり責めないことではないでしょうか。失敗したら、またやればいいじゃないですか。なのでその4は「諦めない」ですかね。

 

自分も今まだまだ挑戦中です。

 

Leon