月別アーカイブ: 2015年1月

まずはToeic600点を!

「Toeicテスト 300点から990点へ、7つの壁を突破するブレイクスルー英語勉強法」著・清涼院流水

 

なんとも変わったペンネームの方ですが、本当に謙遜抜きで英語がダメだったらしいです。まさに私Leonと一緒それでよく京大入ったな、と思いましたが(私は大学三浪してるので、英語劣等生っぷりの迫真性はより高い!・・・)、そこからToeic990点満点までいった経験からこの本を書いています。

 

作家さんだったのですが、こうして英語を身につけることで多くの翻訳などをてがけるようになったそうです。

 

思うに、英語は確かにあるレベルに達すると十分に人生を変えます。その一因に、まだまだまだ日本人の英語レベルが低い、というのがあるのではないでしょうか?

 

それだけ、まだ希少性はあるのです。特にパン屋さん、普通にパンの技術を持ってる上に英語しゃべれる人なんてほとんどいないのですから、本当に狙い目だと思います。

 

英語のとりあえずの基礎力完成、といえるのは

 

Toeic「600点」

 

のようです。そのためには、まずは単語力と文法力の基礎を固めるのがもっと大切、ということですが、それよりももっと初歩になるのが、これです。

 

どうせ英語なんか無理だろうなぁ・・・

 

という根拠の無い思い込みを捨て去ることです。

 

といっても、こういうものは、いくら

 

「そう思おう!!!」

 

と思っても、無駄なので、まずは

 

行動

 

するわけです。

 

1日英単語一個を眺める、それでもいいから、まずはなんらかのことを毎日やって、英語に慣れる

 

そう、これが本当にバカにならないものです。

 

岡田斗司夫のレコーディングダイエットだって、最初の半年はただ記録をつけるだけで、一切ダイエットらしいことはしなかったとか。

 

あの巨体があそこまで細くなったんですから、英語だってなんとかなりますって!絶対!

 

まずはここから始めてみてはいかがでしょうか?

 

Leon

効率よく?そんなのは後から!

「グズをやめる心理術」内藤誼人著

 

コレを電車の中で今朝読んでいて、実に共感した箇所がありました。

 

方法論マニアになってはいけない!

 

というコラムで、勉強法をしっかりと学んだ上で、学習をすすめた方がスマートに上達できる、という通説に反撃を加えています。

 

勉強法なんか学んでる暇あったら、とにかく紙に書きなぐってでもとっとと「始めては」どうか。

 

「結局のところ、方法論なんかはどうでもいいのであって、ただ勉強する総体的な時間を増やせば、誰でも頭はよくなる、と私は思う」

 

これは僕もなるほど!と思いました。

 

 

 

 

ハッキリ言って、英語学習はまだまだまだ

 

失敗する人の方が多い

 

です。自分の見ている感覚でも、これは伸びているな!と感じるのは10%以下じゃないでしょうか。

 

そして、数少ない「伸びている人」の共通点は

 

とにかく、やっている

 

のです。多少、自分らからみてちょっと効率悪いな、と思えるところがあったとしても、沢山「やっている人」は確かに伸びています

 

 

 

 

 

もう一つ気がつくのは、じゃぁ、その人らは1日7時間も8時間もやっているのか。

 

というと、そういうすごく特殊な方もいらっしゃいますが、1日2時間やっている、という方すら社会人なら稀ではないいでしょうか。受験生だって他にも科目があるわけですから、せいぜい2時間でしょう。

 

じゃぁ、それ以下の時間でどうたくさんやるのか?といえば、ちょっとでもいいから

 

地道に続ける

 

ことです。なーんだそんなこと、というかもしれませんが、実際Toeicテストの会場にはとにかく毎回行く、という方は、実力をつけてから行こう、お金ももったいないし、という方よりも

 

「確実に」

 

伸びています。論理どうこうではなく、現実にそうなのです。みていて。

 

ですから、あまり色々考えず、まずは

 

1日30分週に5日、英会話勉強する「時間」を作る。

 

ここから始めてはどうでしょうか?これすら、できている人は実はほんの一部ではないでしょうか?

 

 

Leon

 

SVOCその10 助動詞

さぁ、ついに10回まで来ました。

 

I can play the piano. 私はピアノひけます

S 助 V O

 

助動詞とは動詞の前において、動詞の意味を補足します。

 

PlayにCanをつけると、弾ける、になりますし、mustをつけると、弾かないといけない、willをつけると、ピアノひくよ!と意志を表したり、という具合になるのです。

 

これは本当に会話していて頻発です。

 

ちなみに、shouldって、~すべき、と習ったんじゃないでしょうか?

 

だから、なんとなく強い言い方かな、という気がしますが、そんなことありません。

 

比較的弱い表現で、したほうがいいんじゃないの~?くらいなもんで、ものすごくよく使います。

 

逆に、~したほうがいいよ、と言いたいとき、僕らはつい

 

had better

 

を使っちゃったりしないでしょうか?特によく勉強した人ほど。

 

しかし、これはどっちかというと脅迫に近い感じになります。かなり強い意味ですので、こっちのペンつかったほうがいいんじゃん?みたいなどうでもいいときは、確実にshouldを使うべきです。

 

 

で、SVOCをつけるときですが、これは助動詞の下に下線を引いて、助動詞の「助」という字をつける、という風に当教室ではしています。外国の生徒さんにはModalの(Mo)とつけてもらってますが、なんとなく助のが僕らには良くないですか?

 

助動詞について詳しく知りたい方は、Web Text文法の助動詞のところをざっと見てみてください。

 

 

 

つづく

 

SVOCその9 Be動詞とDo動詞(一般動詞)の違いって?

Be動詞ってなに?

 

そうしつこく聞いてキレられたことが子供のころにあります。

 

要はその英語の先生はBe動詞について、自分にとっては当たり前すぎて説明できなかったんじゃないでしょうか。ちなみに、その方は海外の先生でした。

 

でも、ガイジンには感覚的にわかったって、特にビギナーの方にはこのBe動詞とDo動詞を間違って使っている方が多いのですから、やはり僕らは、一応どういうことか知っておいたほうがいいと思います。

 

Be動詞、Do動詞(一般動詞)は英語では

 

Be-Verb Do-verb

 

と言います。

 

 

 

Do-verbは要は日本語の動詞とほとんど一緒ですから、わかり安いと思います。日本語にしたらウ段で終わるものがほとんどです。

 

走る、書く、泳ぐ、投げる、見る、座る、潜る、逃げる、行く、飛ぶ、帰る、磨く、剃る、開ける・・・

 

これら、英語にしたらそのまんまDo-verbです。

 

 

 

Be-Verbは日本語には無い、といえる表現なのです。これを特別に「動詞」とカテゴライズして、文を構成するとても大事な要素、とする考え方はありません。

 

ちなみに、英語は動詞がとても大事です。ですので、文法も会話のためには

 

動詞を中心に学ぶべきです。

 

 

 

そのBe-verbの意味は

 

 

あります。

 

 

 

 

① イコール

 

I am Chono  私は蝶野です。

S V   C

 

左がわと右側が「イコール」の関係ですよね。

 

私 = 蝶野

 

です。

 

 

 

② いる、ある(存在)

 

I am (at Korakuen hall). 私は後楽園ホールにいます。

S V

 

ここでのBe-verbのamは

 

いる

 

という「存在」していること、を表しています。

 

このようにBe-verbは「いる、ある(存在)」の意味を表すことがあるのです。

 

 

 

 

amってBe-verbなの???と思った方は、Web textの文法「Be-verb」のところを見てみてください。疑問文、否定文、肯定文の作り方なんかも書いてあります。

 

まずはBe-verbとDo-verbをしっかり区別することが、本当の本当のゼロレベルから脱却できたかの指標かな、と僕は思っています。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

SVOCその8 SVCとSVO

さぁ、その8です。

 

SVOCをつけているときに、よく、あ、そこはC、と僕に言われることがあると思います。

 

そうして、言われるのが、そもそも、OとCって、何が違うんすか?

 

この話を今日は手短にしてみます。

 

 

簡単にいうと、

 

OはSとイコールじゃありません。CはSとイコール

 

です。

 

S ≠ O     S = C

 

なのです。

 

I like sushi. 私は寿司が好きです

S V O

 

私は寿司じゃないですよね。SとOはイコールじゃありません

 

 

 

 

I am Chono  私は蝶野です

S V   C

 

こちらは、SイコールCですよね。

 

Cとは補語(Complement)といいいますが、まぁ、何かとイコールの関係になる、と理解しておけば大丈夫です。

 

ほとんどが、Be動詞の文のときに、このSVCの英文になります。

 

が、Do動詞(一般動詞)のときにそうなるときもあります。

 

 

He looks tired (today). 彼は今日疲れてるみたいね

S   V      C

 

この場合もSイコールCの関係が成り立ちますよね。彼自身が疲れているわけですから。

 

 

 

まぁ、これも慣れですから、あんまり深く考えずに、SとCが同じならばOではなくCをつける、くらいに、考えておくといいですね。

 

あくまで、これらすべて

 

「会話」できるようになるため

 

の練習です。あんまりOとかCのを厳密にわけることにこだわり過ぎるのは本末転倒になってしまいます。

 

そう、会話に関しては、

 

テキトーさ

 

も重要ですよ!本当!

 

 

次は、そもそもBe動詞、Do動詞ってなによ、という方に、簡単にそれを説明しようと思います。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

SVOCその7 Shadowingの重要性その2

そもそも、日本人の英語力は世界でどう見られてるか?

 

間違いなく、

 

下手

 

だと思われています。学術的にいったら何を基準に云々、などとそう簡単には決められないらしいのですが、まぁ、そんなのおいといて、間違いなく

 

下手

 

でしょう。

 

インテリもひどいと思います。世界で知的水準の高い先進国の人間がこんなにたどたどしい英語をしゃべる国もそうそうないのではないでしょうか?そして、僕ら英会話の日本人教師などは、もう目もあてられないのです。海外の語学校でも教えられるレベルの教師など、おそらく日本で生まれ育った、という人ならば3%切ると思います。

 

殊に、「会話」が全くできないのです。

 

どうしてか?

 

 

 

そもそも、「英会話」に必要な能力はなんでしょうか?それは、

 

「知識」「スピード」

 

と言われています。

 

スピードとは、ぱっといわれて瞬時にそのまんま理解できる能力、頭に浮かんだことを自然にぱっと言葉にできる能力。

 

よく「英語が出てこない」と耳にしますが、それは

 

「スピード」

 

に問題があるのです。

 

日本人の知識は英会話に関して間違いなく一流です。こういっちゃなんですがコロンビア大学の語学校ですら、そんな簡単な文法も知らないんだ、と唖然としたことがあります。講師に、ですよ。単語だって僕らはかなり知ってる。

 

なのにしゃべれない・・・

 

のは、「スピード」がなさすぎるからなのです。

 

なさすぎる、というか、ゼロ、と言っていいかもしれない。

 

じゃぁ、どうすればいいの?

 

 

その「スピード」を鍛えるトレーニングこそ、Shadowingです。

 

これをめちゃくちゃに繰り返す。そして、これが重要ですよ!

 

新しいとこやったら、少なくとも1日、2日前のやつもやることです

 

このサイクルを続けてください。

 

 

 

こうすることで、絶対に何かが変わります。聞けるようになるし、なにより

 

「出てきます!」

 

やってみると分かりますが、この練習は「勉強」というよりも「トレーニング」に近いと気がつくでしょう。スポーツのような。

 

そう、英会話は学問ではなく「技術」です。

 

そして、世の中の○○だけで、やこれで英語が口から飛び出す!この八十いくつのなんとかをマスターすれば云々、なんとかストリーミング、脳がなんたらかんたら、なんて広告でてきますよね?

 

なんだかんだ、これですよ。Shadowingなんですって。それを繰り返し徹底させる教材が結構多いことに気がつくはずです。

 

 

埼玉生まれ埼玉育ち。Leonは本名ですが、そんな僕が予備校講師10年もやりながらNYで全く言葉の不自由な東洋の小さい青年に成り果ててしまった、そんな状況を救ってくれたのこそ、この

 

 Shadowing

 

だったのです。

 

生徒さんを見ていてもきっちり続けた方は、本当にしゃべれるようになっていますよ。発音もよくなる、というのも、最近の発見です。絶対におすすめです!

 

 

つづく

SVOCその6 Shadowingの重要性

まずは先ほどの、

 

 3,Shadowing

 

をやってみましょう。

 

A:音読 B:Overlapping C:Shadowing

 

の順番にやっていきます。

 

 

A:音読

 

意味とSVOC(Structure)に注意しながら、声に出して文を読んでみましょう。

 

B:Overlapping

 

Overlappingとは、文を見ながら、音源の後について文章を

 

 声に出して

 

読んでみる練習です。数回繰り返してみましょう。

 

 

1, You like baseball.  2,I have a passport.  3, You drink tea.  4, I watch TV.  5, I use a laptop.

S  V O      S V O         S    V      O           S V       O          S V    O

 

6, You get a taxi.  7, Boys break windows.  8, I study English.  9, I catch the bus.

S    V    O               S     V        O                  S  V      O                S  V      O

 

10, My parents scold me.

S               V      O

 

 

 

 

C:Shadowing

 

さて、ついにShadowingです。Shadowingとは・・・

 

何もみないで、声に出しながら音源についていく

 

練習です。

 

やってみると分かりますが、あまり分からないところほど、ちゃんと再現できないものです。

 

ポイントは

 

1,意味とSVOC(STRUCTURE・構造)を意識しながら

 

 2,発音をそのまんま真似する

 

 3,繰り返しまくる

 

ことです。

 

 

これは同時通訳になる人などもやっている練習です。

 

これは本当にいい練習法ですし、予備校講師歴10年→NY留学→全く英語がしゃべれなかった!!!!

 

僕もこれでなんとかなった練習法です。

 

なんでこの練習がいいのか、もう少し書いてみたいので、また次回に!

 

 

 

つづく

 

 

SVOその5 SVOをつけてそもそもどうすんの?

そもそもSVOCをつけてどうすんだ。

 

という疑問もあるかと思います。

 

それは、英語をしゃべれるようにする

 

「自習」

 

の時に必要になるんです。

 

自習は基本的にシンプルです。

 

*自習なしで英語ができるようになることはありえません。

 

 

 

1,まずは音源を聞きます。*2,3回

 

 

 

2,次はScript(台本、文)をみて

 

意味 と SVOC

 

をCheckして100%理解します。

 

この時にSVOCを自分でつけられないと、自分で「自習」できるようにならないんですね。

 

さて、それではつけてみましょう。すべてSVOで分けられます。

 

 

1, You like baseball.  2,I have a passport.  3, You drink tea.  4, I watch TV.  5, I use a laptop.

 

6, You get a taxi.  7, Boys break windows.  8, I study English.  9, I catch the bus.

 

10, My parents scold me.

 

さぁ、どうでしょうか?

 

正解は・・・

 

1, You like baseball.  2,I have a passport.  3, You drink tea.  4, I watch TV.  5, I use a laptop.

S  V O      S V O         S    V      O           S V       O          S V    O

 

6, You get a taxi.  7, Boys break windows.  8, I study English.  9, I catch the bus.

S    V    O               S     V        O                  S  V      O                S  V      O

 

10, My parents scold me.

S               V      O

 

 

3、Shadowing

 

これがとても大事です。実は、2までのプロセスは学校でやったはず・・・です。

 

ただ、この2までしかやらないから、しゃべれるようにならないのです。

 

このShadowingの大切さを次で説明したいと思います。

 

 

つづく

SVOその4 ( )とは?

さて

 

I have lunch (in Ginza)(every Sunday).

S V     O

 

というのをその3で4やりましたが、そもそも( )ってなんでしょうか?

 

簡単にいうと・・・

 

前置詞の固まり、時間・頻度など

 

を(  )でくくります。

 

前置詞とは、それこそ慣れていくkと良いのですが、簡単にいうと・・・

 

短いやつ

 

です。

 

 in, of, to, from, on, at, under,

 

などなど、です。

 

ですので、at the station、for my friends、on the wall、などをみたら、それぞれ(  )でくくってみましょう。(at the station),(for my friends), (on the wall)といった具合にです。

 

そうすると、長々とつづく英文もだいぶ整理されて見えるようになります。

 

I said hello (to my neighbor)(over the hedge)(this morning).

S V  O

 

わたしは、いった、こんにちはと、近所の人に、垣根の上から、今朝

(私は今朝、垣根の上から近所の人に挨拶をした)

 

という具合にします。( )でくくると長い文章もわかりやすくなりますよね。(なりますか?)

 

でも、あまり細かく気にしないで、とりあえずはだんだんと慣れていけばいいと思います。

 

つづく

SVOCシリーズ その3

まず英語の基本は

 

S V O (Place) (Time)

 

です。これはよく語学校などにも飾ってあるのですが、

 

S → 主語(Subject) ~は

 

V → 動詞(Verb) ~する  

 

O → 目的語(Object) ~を

 

 

つまり、英語は

 

~は、~する、~を 場所 時

 

の順番で並べるのが基本ということですね。

 

 

 

例えば、

 

I have lunch in Ginza every Sunday

 

これは、

 

私は、食べる、ランチを、銀座で(場所)、毎週日曜日(時)

 

順番で英文は並んでいるのです。コレを見えるようにするのです。SVOCをつけて。

 

 

 

この英文にSVOCをつけると以下のようになります。

 

I have lunch (in Ginza)( every Sunday).

S V     O

 

 

どうでしょうか、ただI have lunch in Ginza every Sunday よりも立体的になったのではないでしょうか?

 

こうやって、詳細に英文を理解していくことも英語の上達のためにとても大切なのです。

 

 

つづく