日別アーカイブ: 2014年10月28日

Shadowingのやり方

文法の解説に例文、そして、音源を載せながらこの「会話のためのGrammar」をやっていこうと思っています。

 

が、実際に、どうやってそれを「自習」していったらいいのでしょうか。

 

 

1,まずは文法の解説内容をある程度でいいので理解してください。

 

2、その後、Shadowingして定着させていくプロセスに入ります。

 

A:  最初は、音源ナシ声にだして読んでみてください。声に出すのはとても大切です。

 

※ 怒鳴ることはありませんが、実際に話をするくらいの音量でやるのをおすすめします。

 

B:  音源のSlowバージョンを「文字をみながら」一緒に読んでみます。

 

C: 今度は文字をみないで、音声に少し遅れてついていきます。影(Shadow)のようについていくのです。これをShadowingといいます。

 

D: これをかなりの数繰り返してください。繰り返すことに意味があります。数回やっただけだとあまり意味がありません。Fastバージョンにも同じように挑戦してみてください。

 

 

3,暗記は、例文そのものを暗記するのですが、これはそれぞれのやり方で大丈夫ですし、また、苦手な方はやらないでもOKです。

 

・・・・・・・・・・・・

 

とにかく、この2のプロセス、沢山Shadowing、声に出して定着させる練習がとても大切です。

 

その際、

 

・発音、アクセントをそのまんま真似するつもりでやる

 

・意味をちゃんとわかった上でやる (言葉の意味と文の形)

 

これらを意識しながらやってみてください。

 

Shadowingはベテランの先生ならば必ずすすめます。もちろん、色々な意見があっていいのですが、自分自身はこれでアメリカでも英語が出てくるようになりましたし、生徒さんを見ていても実際に効果を実感しています。

 

→ 2,SVO (   )

1,SVO

英語の一番初めの基礎。単語を並べる基礎は

 

 ~は ~する ~を

 

の順番にすることです。日本語でいうところの主語を英語はあまりはぶきません。

 

たとえば、日本語は、そのネクタイいいね!といいませんか? 私はそのジャケットいいと思うよ、なんて、いちいち「~は」をつけない場合が多いと思います。今何してる?アキバでお昼、といった具合に、私は秋葉原でお昼食べてるよ、といわずに、結構主語「~は」をはぶきます。

 

が、英語は違うんですね。ほとんど主語ははぶきません。ネクタイいいね!も、

 

私は、好き、そのネクタイを

 

となります。

 

「~は、~する、~を」

 

の語順なんですね。ギャングも大統領もそうです(笑)。

 

英語のほうが話し言葉と新聞などで使われてる言葉が日本語より近いといえます。日本で新聞みたいに日本語話している人はほとんどいませんよね。

 

SVOとはそれぞれ、

 

 S → Subject ~は(主語)  V → Verb ~する(動詞)  O → Object ~を(目的語)

 

それでは、例文を5個あげます。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

1,I like your tie    私は、好き、あなたのネクタイを

S V   O

 

2,We ride a horse.  わたしたちは、乗る、馬に

S    V     O

 

3, You take a shower.   あなたは、あびる、シャワーを

S     V     O

 

4, I have a muscle ache.  わたしは、もってます、筋肉痛を  (私は筋肉痛です)

S  V     O

 

5, I have a hang over.  わたしは、もってます、二日酔いを (私は二日酔いです)

S V     O

 

 

(Slow)

(Fast)

 

 

 

それでは、目指せ100回Shadowing!

 

頑張ってください!

 

もっと具体的な方法は次回。

 

→ Shadowing、暗記のトレーニング方法

1,SVO

さて、しょっぱなです。

 

これはもう、本当に英文法の基礎の基礎です。

 

ちなみに、文法ばっかやってっから、日本の英語教育じゃしゃべれないんだ!

 

なんてよく聞きますが、日本の英語教育じゃしゃべれないのは、Listeningに費やす時間が圧倒的に少ない、もちろん、会話そのものの不足、あとはあまりに細かく文法などの正確さにこだわりすぎるからです。

 

決して、基礎的な文法そのものの習得が悪いわけではない・・・・、どころか、大人になってからやるならば、外国行けばなんとかなる式の方法よりも(結構苦労すると思いますよ、大人があっちいってただけでとにかく話しまくってなんとかしよう、なんてのは)、かえって中学レベルの基礎文法をちゃんとマスターしたほうが断然近道です。

 

というのも、

 

英語は

 

「語順の言語」

 

です。

 

てにをは、がなく、言葉の位置で単語の役割、意味を理解していく「構造的」な言語なので、

 

適当に単語ならべてりゃぁ、なんとかなんだろ

 

 式の言語ではないのです。

 

また、その並べる順番も

 

 日本語とはかなり違います!

 

ですので、いくら頑張って語彙などを増やしても、ここをマスターしない限り意味は通じませんし、どうしても中級より上には行けないのです。

 

・・・ということで、早速、SVO、行ってみましょう!

 

→ 1,SVO

会話のためのGrammar練習法

こんにちは!

 

中級より上に行けない、結構海外に行ってるのになんだかんだ伸び悩む、という方に一番多いのが

 

文法の基礎がまだ完全ではない

 

ということです。

 

基礎ができている、ということは、おぼろげながら知っている、問題集で8割くらい当てられる、というものではなく、もう当然のこととして、自分の名前と同じくらいにパッとでてくる、そういう状態にならないと意味はないですね。

 

なにしろ、これは

 

「会話のための」

 

Grammarです。

 

会話に必要なのはスピードです。考えずに出てくるようにならないといけません。

 

そのために「会話のためのGrammar」は、以下のように練習するといいと思います。

 

1,読んである程度理解する。

 

2,理解したら、例文を音声に従ってひたすらShadowing(これものちのち説明していきます)。100回くらいやって「定着」させるのです。この「定着」がKeyで、これは頭で理解するよりも体験してみて、なるほど、と納得いくものですので、まずは

 

続けてみて

 

ください。

 

3,その後、暗記するのもいいと思います。

 

この方法はカリスマ予備校講師、安河内哲也先生のオススメです。良かったらこちらの本も是非、読んでみてください。

 

http://www.amazon.co.jp/dp/4046002190/ref=dp_ob_title_bk  「できる人の英語勉強法」

 

日本人が英語を伸すのには、この方法がとてもいいと思います。とにかく、僕らは会話力が弱いので、勉強のほとんどはこの音読、Shadowingに時間を費やのがいいでしょう。

 

それでは、行ってみましょう!

 

→ 1,SVO