日別アーカイブ: 2014年10月15日

科学的、または非科学的な英語のトレーニングとは?

雨ですね。最近はずっと天気が悪いですが、いかがおすごしでしょうか?

 

僕が英語を科学的に学ぶ、非科学的な学び方、という考え方を知ったのは、SLAの著書多数のピッツバーグ大学の教授、白井義弘さんの本を読むようになってからでした。

 

SLAとは比較的新しい学問分野で、人がどうやって第二言語を習得していくのか、を多くのデータを元に研究するものです。この

 

多くの

 

というところがポイントです。

 

教師というのは、多かれすくなかれ、自分の成功体験などを元にこれはいい、悪い、と判断して生徒に教えているのではないでしょうか。英語学習にかぎらず、世の中に出ている自己啓発本、稼ぐ方法、成功する方法、モテる方法もほとんどがそうで、要は

 

その人個人の体験

 

によって書かれているのです。逆をいえば、その人には良かったかもしれないけども、みんなにはあてはまらないかもしれない、とも言えます。

 

実際、一日20Km走って気合で痩せる!これは絶対に痩せますよ!というのがありましたし、それに強く影響されTryしたことがありましたが、1回すら達成できませんでした。これは僕には無理でした・・・。

 

逆に、SLAは大勢のデータを大量にあつめることから、ある法則性をさぐっていきます。つまり、これには、

 

 「再現性」

 

がある可能性がものすごく高いのです。

 

もちろん、SLAの中にも色々な説はあります。ただ、そうしたなかでも、比較的意見の一致する部分もあり、それこそ限りなく言語学習の正解に近いのではないか、という考え方ができます。

 

STAP細胞も再現できるかどうか、が、ポイントになっているようで、つまり、科学的か非科学的かはここにかかっているようです。

 

誰かにはとりあえずうまく行った方法、というのは非科学的です。もっと大勢のデータを元にした、「再現性の高い」つまり、誰にでもうまくいく可能性の高い方法、これこそが科学的といえます。

 

そして、白井教授が提唱する科学的な英会話のトレーニング方法

 

「大量のInputに少量のOutput」

 

です。

 

英語が口から出てこないので、しゃべる練習をしようとする方が多いですが、そんなときこそもっと良質で大量のInputをすることが、スムーズなOutputにつながることが多いようですし、これは僕の経験でもそうです。

 

 

Leon