日別アーカイブ: 2014年7月18日

家でトレーニングすることの重要性

昔、先輩に言われました。

 

いい先生とは勉強を教えるのがうまい先生じゃない。「勉強力」をあげられる先生だ、と。

 

勉強力とは、先生が面白いから、でも、優しいからでも、時には怖いから(うちにはいませんが)でもいいでしょう。とにかく理由はどうあれ、

 

家に帰って机にむかう力

 

のことだそうです。そういう気にさせて、実際に机にむかわせる先生がいい先生だ、と。

 

確かにそうですよね。

 

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大学受験や高校受験、小学生も見ました。そうして子供たちを見たのは10年、NYから帰ってきて社会人の方の今度は「英会話」を見てから約2年たつわけですが、この12年の講師経験の中で、ちゃんとトレーニングを続けていて全然伸びなかった生徒さんを一人も知りません

 

本当に英会話は上達するものです。これだけは確信しています。

 

正しいトレーニング(自習)を続けていれば、必ず変わります。その上で英会話を実際にする機会をもてると最強なんじゃないでしょうか?

 

ただ話すだけで上達するには膨大な時間がかかると僕は思っています。実際の英会話を「しゃべる」練習とリンクさせて文法も、そりゃぁ勉強した方が早いでしょう。

 

なにもマニアックなものなんかじゃありません。中学、高校最初くらいの英文法はかえってちょっとかじった方が習得の近道です。おとなになってからやるのなら。

 

ちなみに、「しゃべる」練習とは、主にリスニングとからめた「音読」です。声を使ってひたすら繰り返すのです。そうして「慣れる」練習です。地味ですが、着実に効果があります。知識があるだけ、ではスムーズに「しゃべれない」のです。

 

なんてことはさておき、ですから、家でちゃんと自習するかどうか、ここに英会話上達はかかっていると思っています。

 

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つまり、家でどんな「トレーニング」をしたらいいか具体的に提示してくれる、そして、更にそれをよしやろう!という気にさせてくれる。そういった先生は理想ですし、まさに先輩に言われたとおりです。

 

僕もなるべくそうなれるように目指していますし、また、うちの講師たちにもそうあってほしいと思っています。

 

Leon

外国人講師の見分け方

こんにちは!相変わらずの天気ですね。

 

突然なんですが、僕は日本語の「ネイティブ・スピーカー」です。そこそこ本を読むのも好きですし、かなり堪能だと・・・って、当たり前ですよね。そして、例えば外国人が、レオンさんこれから僕は風呂につかってきますね。

 

と言ったり書いたりします。そうすると、そこは「風呂に入ってきます」が自然だよ、と指摘できますし、そういったことは日本人ならだれでも出来るんじゃないでしょうか?大した技術なんか必要ではなく、本当、だれでも出来ることなのです。

 

そうやって、相手の不自然な話し方を、こっちのが正しい、自然だ、と、週に1回か2回、1時間や2時間してやったところで、目の前の人は日本語がめきめき上達するでしょうか?

 

もし上達するとしたら、その人は家で自分でメニュー作ってめちゃくちゃ勉強しているのです。

 

もしも全く勉強しなかったら、80%の確率で上達しないでしょう。これが外国で教えていた、としたら99%です。

 

つまり「自習をしないことには外国語は絶対に上達しない」のです(大人になってからやるなら)。

 

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こういっては何ですが、外国人講師の中にはなんらかの理由で日本に住みたく、そのためには時給もいいし、という理由で講師をしている方も少なくありません(つまり、プロでもなければ、プロになろう、という気すらないバイト感覚)。

 

また、英語教室を経営する側としても外国人をずらっと並べたほうがお客さんからの見た目も良いというのもあるのです。

 

そして何より、英語を習いたい!という皆さんの側で、「外国人に習いたい!」という気持ちもあるのが事実ではないでしょうか?

 

英会話教室を経営する僕のアドバイスとしては、外国人と会話ができる!という理由のみで英会話教室にいくのはあまりオススメしません。今の日本、頑張ればいくらでもそういった機会はあります。

 

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せっかくお金を払うのですから、ただ英語でその時間だべって、こちらの間違いをちょくちょく指摘してくれる、だけの講師ではもったいないと思います。

 

言語を日本語に置き換えてください。それなら僕らの誰だってできるじゃないですか!日本語学びたい外国人に。つまり、それでは「プロ」ではないのです。

 

外国人と会話したければ地域のボランティアが主催しているようなところへ行けば、タダでいくらでも英会話の機会は持てるのです。Barにいったっていいでしょう。浅草のNuiなどはおすすめですよ。必ず外国人と英語で会話できます。

 

そうではなくて、ちゃんとその人の言いつけを守っていれば実際に英語が伸びていく、先生は第二言語を習得していくメソッドを勉強していて、実際に教えた経験もある、長期的視点にたって「本当に」こちらが伸びるかどうかに気をつけてくれる、それでいて人当たりもよく、教えるのもわかりやすくて上手い・・・

 

そういった講師を探せたって、中々わかりませんよね。

 

でも一つ、簡単にそれを見分ける方法があると僕は思っています。それは

 

宿題をちゃんと出してくれるかどうか。

 

です。

 

これを最低のラインとして見ていれば、きっと良い先生に出会えると思いますよ!

 

Leon