月別アーカイブ: 2014年4月

アメリカで一人でも楽しくすごす方法

キッチンで朝、皿を洗っていて、ふと、フロリダへ行きたいな、と思ったのは3月のことでした。まだNYはいくらその年が暖冬だったとはいえだいぶ寒く、そんな時、そこへ行けば同じ国ながらいつも夏、というフロリダへ行ってみたい!と思ったのです。

旅好きの私Leonですが、もっと好きなのは何も調べずに突発的に現地へ行ってしまうことです。さすがにその日の夕方、はムリだったのですが、チケットも簡単にとれ、翌日の早朝には空港へ行き、昼には常夏のフロリダへ着くことができました。そして、そこから一週間は予定もまっさら。

友人に聞いたCocoa Beachを目指したのです。もちろん、どうやっていけばいいのか全く分かりません。

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こんな旅、楽しくないわけがありません。

行き当たりばったりのアメリカ旅行。こんなに夢と冒険あふれるフロリダ旅行、さて、実際に行ってみてどうだったか。

ぜんぜん楽しくありませんでした。

完全な孤独感を味わった一週間で、あの悪夢のNY留学時の最初の数ヶ月、誰も知らずどこもわからず、英語も通じず・・・を思い出しました。

そして、膨大な自由時間、孤独な時間の中で何をおもったか。それじゃぁ、逆に今の自分がどうだったら、この素晴らしい旅行案を楽しめたのか?

結論は三つでした。

1、英語がネイティブレベル

2、いい職業についていて、ある程度自由になるお金もある

3、人をあっと言わせられる一流の芸がある。僕の場合だったら、まぁ、趣味の音楽でしょうね。

これがあれば、世界のどこへ行っても楽しく過ごせるのではないでしょうか?

でも、そんなことを思ったのも含めて、今はフロリダの一週間旅行は懐かしい、良い思い出として残ってるんですよね、笑

Leon

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アメリカ人はあまり飲まない?

こんにちは!今日はNY行って意外だったことを一つ書こうと思います。

僕はアメリカ人は体格も大きいですし、底なしに酒を飲むものだ、ポケットにはいつも小さいビンにウィスキーがはいったものを忍ばせていて、ハーレーに乗りながらそれをあけるものだ、なんて想像していましたが、これが全く違ったのです。

ミュージシャンですら、ライブ(あちらではLiveではなく、Gigといってましたね)が終わったあとですら、打ち上げなども特になく、それじゃぁまた今度ね!って感じにあっさり帰っていきます。

日本のように、サラリーマンとして働く上で、お酒を全く飲めないのは、少々ハンデ、なんて風習はまったく無かったですね。

確かに飲む人もいます。毎日のように二日酔いで、という人もいましたが、それはもう完全な中毒者でそういった場合は酒だけではなくドラッグにその他各種犯罪のついてまわる、完全なアウトロー。

そうしてみると、真面目でお酒も強くないのに顔を真っ赤にしてまでムリに飲酒する日本人は不可思議な存在でしたね。

でも、私個人はそういった日本の風習は好きです。 By Leon

愛情を口に出すアメリカの文化

男は三年に片頬。大人の男は三年に一度笑う、というほどのことである。と、なんかで読んだことがあります。それが武士のたしなみ・・・

基本的に食事中はしゃべるのは失礼であり、お父さん、家長を中心に黙ってもくもくと食べる。

そして、あうんの呼吸、以心伝心、と、お互い察しあい、あえて口にだしていろいろ褒めたりなんだりするのは軽率である・・・

という文化が日本にはありますよね。

さて、時は平成、自分はそんなの関係ない(校長Leonは昭和55年生まれ)と思っていましたが、そうは言っても日本人のこういうところがありますね。

アメリカ人は謝らない、Sorryはかなり重い謝罪だからあまりいわない、と習ってきましたが、そんなことは全くなく、アメリカ人はおそらく道で電車でバスで、日本人の三倍はSorryと謝る人種ではないでしょうか。

どんなに長い付き合いでも友人同士は会えばかならず握手やハグをしますし、Thank you、家族なら、恋人ならI love youと男同士でも口に出して言います。

 

もちろん、なにも無理して外国人になる必要はなく、日本人は日本人でいいのですが、でも、こういう習慣はいいことだなぁ、と感じますね。今日はむかつく上司に開口一番、愛してます、と言ってみてはいかがでしょうか?

英単語の暗記が苦手!というあなたへのミニアドバイス

英単語を覚えられない、というあなたへのアドバイス。

1、数語のかたまりで覚える

これは意外な盲点です。単語同士で覚えるよりも、フレーズになっているほうが覚えやすい、という研究結果があります。

おきる Wake

と覚えるよりも、

6時におきる

Wake up at 6 am

などと覚えたほうが記憶にのこります。

 2、横ではなく、縦に覚える。

走る Run 走る Run 走る Run Run Run Run ×10

と、罰ゲームのように同じ単語を何個も繰り返して覚えるよりも、単語集を縦に、上から下にやったほうがおぼえます。

走る Run

書く Write

遊ぶ Play

歩く Walk

話す Talk

と言った具合にやっていくのです。クイズ形式で覚えていくのがコツです。

 3、何度も何度もやる

そして、何よりこれです。上から下へやっていけば必ず間違いが出てきます。それをチェックしておいて間違った箇所だけもう一度やる。完璧になったら次の五つ。そして、またそれが終わったら最初の5つ、といった具合に、同じ箇所を何度も何度もやるのです。

結局、暗記は頭のよしあしよりも「どれだけ作業したか」だと思っています。

覚えられない、といった人は多いのですが、よく見てみると実はあんまり繰り返していないのではないでしょうか?

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ちなみに今日は18時からイベントです。タコヤキPartyとEnglish Activityをやります!ついにビューティーアドバイザーHiroko先生による体験アクティビティー開催!美の伝道師のEnglishで皆でビューティーになろう!

 

2つだけ!研究の結果わかった、英会話習得失敗の理由

世の中に出回る参考書、成功体験談はよくみると「その人にはよかった」といったフツーの人には「再現性」の低いものもよく見受けられます。

その点、SLA(第二言語習得論)は学問分野ですから、多くのデータから割り出すもので、再現性もある程度なければいけません。今話題のStap細胞と一緒ですね・・・。つまりSLAに基づいて英会話を学習することは科学的、といえます。

そこで表題です。

大量の被験者から割り出した、英会話(に限らず第二言語習得において)に失敗する理由は大きく分けると2つだったのです。

その2つとは!

 1、学習方法が間違っている

 2、量が足りていない

そんな、あたりまえやん!

と思ったあなた。

えてしてそういうものです。

何故日本人は英語がヘタなのか?

日本人が英語がへたか。それはなんともいえないと、多分学術的にはそうなのでしょうが、まぁ、普通に考えれば日本人は比較的英語がへただ、というのは事実ではないでしょうか。

Toeicの点などはともかく、日本人はとにかくしゃべれない。それはなぜなのか?

よく言われることは2つだと思います。

1つは、日本に住んでいる限り、英語を使わないでも全く問題がない。

つまり、そこまで切実に英語がしゃべれないとまずい!ということもないので、モチベーション、動機が中々あがらないのです。

2つめは、日本語と英語が違いすぎる、ということです。アメリカ人にとっても日本語を学ぶことは難しい。逆に日本語と近い韓国語は比較的おたがいに学びやすいようです。

それにプラス1つ、僕が感じるのは、

日本人は恥ずかしがり屋。

これもあるのではないでしょうか?

なんてことを思うのも、お酒を飲むと急激に英会話が流暢になる人が結構いることからも、そんなことを思うんですね、笑

英語が単語の羅列にしかみえない方へ

英語の単語の意味をいわれればそうか、とわかる。この文はこういう意味ですよ、といわれても、まぁ、そうなんだな、とわかる。

でも、これだと英語が話せるようになる気が全くしない、という方、いらっしゃいませんか?

僕もそうでした。

色々単語を覚え、文章を丸暗記したところで、何がわからないって、

言葉の並べ方

が、分からないんです。

これが分からないかぎり、丸暗記したフレーズを鸚鵡返しに返すことしかできないんじゃないか、そう思った記憶があります。

そして、これが中学レベルの英語力があればなんとかなるよ、と言われるところの

最低限の英語力

なんじゃないでしょうか?

これはつまるところ、文法の知識

です。

文法ばっかやってるからしゃべれないのだ、文章を正しく訳そうとするだけだから、いつまでもできないのだ、と言われますし、また、こういうのを一切やらずに沢山きいていく内に自然に慣れていく、という方法もたしかにあるのだと思います。

ただ、自分の経験に照らし合わせると、僕はこの辺の基礎がわりとしっかり、予備校の講師をしていたおかげであったので、比較的早くなんとか英会話もなってきたように感じています。

ただ、話すうちに慣れる、というのは、かなり膨大な時間を英語のみで過ごす時間がないといけないのではないかと思います。特に年をとったらそうではないでしょうか?

基礎の英文法なんて、やろうと思えば数ヶ月もあれば十分にできます。

まずは、品詞分解に挑戦してみるのも、決してわるい方法ではない(それだけだと、しゃべれませんが)と最近思っていますし、また、そういう参考書、英会話の先生もあまりいないようです。

ちょっと挑戦してみたい、新しいクラスですね。

 

Leon