ネイティブ並みのスピーキング力は必要ない?


こんにちは。身を切る寒さ。昔はWind surfing部(部というのがポイント。完全に体育会)にいたもんで、くそ寒い北風吹きすさぶ中もゴムにくるまれて(ウェットスーツ)海のうえを滑走していたのですが、いつの間にか寒いさむいというようになってしまいました。

なんてことはどうでもいいのですが、さて、表題について。

僕は大体きくと、この人はネイティブスピーカーなのか、それとも、勉強して頑張って英語をしゃべれるようになった人なのかおよそ分かります。僕は、なんて偉そうにいいましたが、分かる人は多いんじゃないでしょうか。

結論からいってしまえば、ネイティブ並みのスピーキング力はスパイにでもなるのでなければ必要ないと思います。

・・・・というよりも、無理です(笑)

そもそも日本で生まれた僕らとまったく変わらない日本語力、全然、日本生まれの人と区別がつかないくらいにあっちで生まれて日本語が上達した外人なんて、はたしているでしょうか?

デーブ・スペクターだって訛っています。彼はそれこそ、超超上級者じゃないでしょうか。それでも、まぁ、日本育ちじゃないことはわかる。

英語の教師というのは、中々こういうことは言いづらいものなんですが、先生だってそうなんです。どんな上級者だろうが、アメリカ人よりすれば外人のしゃべる英語です。それをはっきりと著書で書いておられるのが、自分の知っている中ではすぐにできるシリーズを書いておられる山上冨美子さん、あとはSLAに関する著書多数の白井恭弘さんです。

彼らのように英語の達人で、滞米期間もものすごく長い人ですら、ネイティブと「全く変わらない」英語力ではない(もちろん、超ハイレベルですが)のです。

もう「ネイティブレベル」の英会話力、なんてものは諦めてしまってはどうでしょうか?

正しい、アメリカ人と全く変わらない英語力、っていうのははっきりいって「カッコイイ」ですし、憧れますが、しかし、現実に彼らとコミュニケーションをとるのに大切なことはもっと明るく積極的に、相手の話に割り込んででもどんどん話すことだと思います。完璧な英語を目指すあまりに、間違いを極度に恐れて萎縮、または緊張して言葉がでてこないのでは本末転倒。

川崎選手のようにHow are you?と聞かれ、元気にI’m fantastic!と答えて笑いをおこす(英語がヘタなことが逆に武器にすらなっている)ほうがよほどコミュニケーション巧者です。

ネイティブレベルを目指すならば、リスニング、聞き取り能力をネイティブ並みにすべきです。

相手のいってることがわかれば、後はなんとでもなります。

まずは「完璧」を目指さず、ヘタでいいんでもっともっと明るく自由にしゃべったほうがいいと私は思いますね。

 

Leon

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