日別アーカイブ: 2014年1月25日

続かない病の治し方 その1

思えば僕の育った家庭は自分の周囲の家に比べてとても厳しかった。が、大人になると今度は他の家に比べて非常に甘いところがある・・・、その典型は恐らく、31にもなってNYに留学させてくれたことだと思います(笑)。

僕としては、特にお金のことを考えずに自分のスキルアップに時間を使えるラストチャンス!

とばかりに、はりきってはみたものの、まず英語が全くしゃべれないことに非常に難儀させられ、ようやくなれてきても今度は持病の発病。

持病とは、鬼のナマケモノ病でした・・・。

アメリカの面白いなぁ、と思うところは、そんなの勘とか経験でしかないだろう、というところも数値化というのか、感情のようなものまでを「モノ」としてとらえて分析する「科学」にしてしまうところだと思います。

たとえば、典型的なのがマーケティング。

あんなもん、要は商売のセンス、経験、勘としかいいようのないものなのに、人々の物を買う動機、行動その他、数値化して学問にまで高め、ついにはそれ専門の「マーケティング部」なんてものまでが会社に出来てしまう始末。いつもこういうものは、遅れて次は日本に入ってくるんですね。

さて、ナマケモノなんて、要は本人の性格の問題で「甘い」、の一言につきる。ダメだね、こういう人は結局なにやっても。

と、冷たい目で見られるのが関の山なところが、コーチング理論、モチベーション理論、習慣化理論、なんて風にアメリカは学問にしてしまい、いくつかの解決方法を提示しているんですね。

そこの根本にあるのは、続けられない、のは、「続け方」を間違っているのであって、決して性格だけの問題ではない、としているのがとてもユニークです。

僕はもちろん、この考え方に共感し、そういう本を熱心に読みました。せっかくなので、学んだ具体的な方法をいくつかあげていきたいと思います。

・・・・・・

と、ここで先に結論を言ってしまいますが、まぁ、やはり理屈はあくまで理屈だな、というものですね(笑)

これを知ったから、といって全てが明日から、来月から、万事がうまくいく、というようなものではありません。あくまで自分でやるしかない。

でも、やる気はあるのに、なんか挫折してしまう。自分なりには頑張ってるつもりが、どうしたことか、結局いつも挫折している、頓挫している、うまくいかない。

なぜだ!

と悶々としつつ、何かにトライだけは一応続けている、という方には、やはりいくらかの効果はあると思います。

Leon.Y